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J-GLOBAL ID：201802270656690017   整理番号：18A1720282

アイルランド南東部からの希元素ペグマタイトにおけるマグマ-熱水転移:白雲母とコロンバイト-タンタル石のLA-ICP-MS化学マッピング【JST・京大機械翻訳】

The magmatic-hydrothermal transition in rare-element pegmatites from southeast Ireland: LA-ICP-MS chemical mapping of muscovite and columbite-tantalite

著者 (7件)： Kaeter David (Irish Centre for Research in Applied Geosciences (iCRAG), University College Dublin, Dublin 4, Ireland) ,  Kaeter David (School of Earth Sciences, University College Dublin, Dublin 4, Ireland) ,  Barros Renata (School of Earth Sciences, University College Dublin, Dublin 4, Ireland) ,  Menuge Julian F. (Irish Centre for Research in Applied Geosciences (iCRAG), University College Dublin, Dublin 4, Ireland) ,  Menuge Julian F. (School of Earth Sciences, University College Dublin, Dublin 4, Ireland) ,  Chew David M. (Irish Centre for Research in Applied Geosciences (iCRAG), University College Dublin, Dublin 4, Ireland) ,  Chew David M. (Department of Geology, School of Natural Sciences, Trinity College Dublin, Dublin 2, Ireland)
資料名： Geochimica et Cosmochimica Acta  (Geochimica et Cosmochimica Acta)
巻： 240  ページ： 98-130  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0062A  ISSN： 0016-7037  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 希土類元素ペグマタイト結晶化におけるマグマ-熱水転移に含まれる過程は不明瞭であり,タンタルのような希土類元素の経済的濃度の生成における熱水機構の役割は論争の余地がある。マグマ-熱水転移中に結晶化した帯状鉱物中にコードされたパラゲノム情報を解読するために,筆者らは,南東アイルランド,Aclisからのアルバイト-スポジュメンサブタイプの希土類元素ペグマタイトから,SEM-EDSとLA-ICP-MS化学マッピングを適用した。希土類元素(Li,B,Rb,Nb,Sn,Cs,Ba,Ta,W,U)帯状化の岩石学,画像化および定量化に基づくマグマ-熱水転移の3段階モデルを示し,地球化学モデリングおよび公表文献からの制約と統合した。ステージIは,パーアルミナス花崗岩質メルトからの純粋なマグマ結晶化の終わりを示す。ステージIIでは,重合したケイ酸塩メルトと脱重合したアルカリ性水性メルトが非混和性媒体として共存し,両者とも白雲母とCGMの結晶化に影響を及ぼす。ステージIIはまた,一次鉱物集合体のphylic変質の開始を示す。熱水流体放出は,ステージIIIにおける一次鉱物のさらなる再吸収と細粒アルバイトの最終的な沈殿を引き起こす。白雲母とCGMは両方とも微量元素の帯状化を示すが,CGMは主成分の帯状化を示す。個々の鉱物帯のTa#(=Ta/[Ta+Nb])のような岩石学的関係と地球化学的マーカーは,両方の鉱物種がすべての3つの段階で同時に結晶化することを明らかにした。さらに,白雲母のRayleigh分別結晶化は,NbからTaを分別するのに効率的である。タンタルとNbはさらにハロゲンに富む水性媒体によって分別され,両方の元素を除去するが,優先的にTaを富化した酸化物を再堆積する。したがって,columバイト-タンタル石鉱化作用は,マグマ性と熱水性の両方である。pHが一次鉱物の加水分解により変化したとき,ステージIII白雲母とCGMに関連するアルバイトは熱水流体から沈殿した。鉱物の複雑な帯状化と再吸収は,希土類元素ペグマタイト中の白雲母のバルク分析と従来のLA-ICP-MSスポットアブレーション分析が,元素分配と流体進化の誤ったモデリングをもたらす可能性を示す。2つの鉱物種(同じ元素を共結晶化し,組み込む)の岩石学的および高分解能の地球化学的分析の組み合わせは,結晶-溶融-流体相互作用の複雑な過程を評価するための有効なツールである。我々の3ステージモデルは,また,肥沃な花崗岩質メルトからSn-W脈とgre状または斑岩タイプの堆積物の形成への,まだよく理解されていないマグマ-熱水転移に適用できる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸化物 ,  花崗岩 ,  相互作用 ,  ニオブ ,  希土類元素 ,  メルト ,  モデリング ,  微量元素 ,  *タンタル ,  *マグマ ,  結晶化 ,  結晶 ,  加水分解 ,  地球化学 ,  堆積物

著者キーワード (7件)： マグマ-熱水転移 ,  生物化 ,  自己交代性 ,  LA-ICP-MSマッピング ,  希少元素ペグマタイト ,  リチウム ,  タンタル

分類 (1件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (9件)： アイルランド ,  ペグマタイト ,  マグマ ,  熱水 ,  白雲母 ,  コロンバイト ,  LA-ICP-MS ,  化学 ,  マッピング