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J-GLOBAL ID:201802270672144238   整理番号:18A0974554

黒色腫におけるBRAFおよびNRAS変異の予後的意義: ルーチンケアからのドイツの研究【JST・京大機械翻訳】

Prognostic significance of BRAF and NRAS mutations in melanoma: a German study from routine care
著者 (15件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 536  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:癌遺伝子BRAFとNRASのスポット突然変異は,皮膚黒色腫における最も一般的な遺伝的変化である。BRAFとMEKの特異的阻害剤は,大規模III試験において有意な生存利益を示した。しかし,臨床試験の外のBRAFとNRAS突然変異の予後的意義は不明のままである。【方法】BRAF(エクソン15)とNRAS(エキソン2と3)の突然変異状態を,ピロシーケンスとSanger配列決定を有する217人の患者のメラノーマサンプルで測定した。遺伝子型は,原発腫瘍の臨床転帰および病理学的特徴と相関していた。疾患進行までの時間を累積的な発生機能で計算した。生存分析は,Kaplan-Meier推定とCox比例ハザード回帰分析で行った。相対生存率は,Ederr-II法で計算した。BRAFとMEK阻害剤および免疫チェックポイント遮断(ICB)による治療を可能にした。【結果】BRAFおよびNRASにおける突然変異は,それぞれ40.1および24.4%の症例において同定された。両方の遺伝子における同時突然変異は,フルテリア2.3%で検出された。残りの33.2%は,調査したエキソン(WT)に対して野生型であった。BRAF突然変異は,最初の診断(p<0.001)における若い年齢と責任のある原発性のtruncal局在(p=0.002)と有意に関連していた。結節性サブタイプはNRASコホートで最も一般的であった。加えて,NRAS突然変異体メラノーマ患者は,結節性再発の頻度が高く(p=0.013),転移性疾患の発生(p=0.021)を示した。局所リンパ節再発までの時間は,NRAS突然変異体メラノーマで最も短かった(p=0.002)。NRAS変異の存在は多変量解析における疾患進行の独立危険因子であった(HR2.01;95%CI1.02-3.98)。BRAF突然変異体メラノーマ患者は,より良好な全体的および相対的生存の傾向を示した。遺伝子型は多変量解析において一貫した危険因子ではなかった。代わりに,陽性センチネルリンパ節状態(HR 2.65;95% CI 1.15-6.10)とIV期疾患(HR 0.17;95% CI 0.06-0.48)におけるICBによる治療は,有意な多変量危険因子であった。結論:NRAS突然変異体腫瘍は,このハイリスクなメラノーマ集団において,特に疾患の初期段階においてより積極的に行動する傾向があった。免疫チェックポイント遮断による治療は,実世界設定においてIV期疾患における生存を改善した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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皮膚の腫よう 
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