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J-GLOBAL ID：201802270887924453   整理番号：18A2091102

自動車部品を想定した断熱性能評価方法の検討(第4報)

Study on evaluation method of thermal transmission properties for automotive parts (4th report)

著者 (3件)： 長谷川浩治 (広島県総技研) ,  羽原雄太 (広島県総技研) ,  筒本隆博 (広島県総技研)
資料名： 広島県立総合技術研究所西部工業技術センター研究報告  (Bulletin of the Hiroshima Prefectural Technology Research Institute, Western Region Industrial Research Center)
号： 61  ページ： 23-26  発行年： 2018年10月 
JST資料番号： F0831A  ISSN： 1882-3076  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 環境に配慮した自動車作りは急務の課題であり,その中で自動車部品の断熱性能評価も課題の一つである。そこで,本報告では実部品形状の断熱性能評価を想定し,JIS A1420の保護熱箱法を参考にして,試料が装置と接触するサイズが200mm×200mmの熱貫流率を測定できる小型の評価装置を試作し基礎検討を行った。試料が比較的熱をよく伝えるガラス板(λ=0.76W/(mk),板厚5mm)の場合,測定した熱貫流率は風の影響を強く受けることがわかった。また試料が断熱材(λ=0.02W/(mk),板厚12mm)の場合,シール部の通気性を低下させることで,測定した熱貫流率は大きく低下することがわかった。本試作装置は,シール部の熱漏れを含めた試料の断熱性を評価するうえで極めて有効であることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： 部品 ,  自動車 ,  *断熱 ,  断熱材料 ,  *性能評価 ,  *熱通過率 ,  温度測定 ,  板ガラス ,  *計測器 ,  送風機 ,  加熱器 ,  密封装置
準シソーラス用語： 自動車部品 ,  *断熱性 ,  通気性

分類 (1件)： その他の熱的変量の計測法・機器  (AD06040R)

引用文献 (4件)：

• 羽原他 : 広島県西部工技研究報告, 59 (2016), 17
• 羽原他 : 広島県西部工技研究報告, 60 (2017), 8
• JIS A 1420(1999), 日本工業規格, 建築用構成材の断熱性能測定方法-校正熱箱法及び保護熱箱法
• http://www.hakko.co.jp/qa/qakit/html/h01010.htm

タイトルに関連する用語 (4件)： 自動車部品 ,  想定 ,  断熱性能 ,  評価方法