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J-GLOBAL ID:201802270889963498   整理番号:18A0345191

FOXO1ダウンレギュレーションは膀胱癌の転帰不良と関連し,p53過剰発現に有意な予後情報を加える【Powered by NICT】

FOXO1 down-regulation is associated with worse outcome in bladder cancer and adds significant prognostic information to p53 overexpression
著者 (12件):
資料名:
巻: 62  ページ: 222-231  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0614C  ISSN: 0046-8177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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核FOXOは細胞周期停止を仲介し,アポトーシスを促進する。FOXOとp53は腫瘍抑制遺伝子と同様の効果を持つ可能性がある。広範な文献にもかかわらず,FOXO1の役割とぼうこう癌におけるp53状態との関係についてはほとんど知られていない。FOXO1とp53の発現は162尿路上皮癌(UC)の免疫組織化学により分析した。FOXO1発現,p53過剰発現と組み合わせFOXO1ダウンregulation/p53過剰発現は強く高グレード(P=.030;P=.017;P=.004),高ステージ(P=.0001;P<.0001;P<.0001)または両方(P=.0004;P<.0001;P<.0001)と関連していた。全体の一連の例では,p53過剰発現は,腫瘍進行(ハザード比[HR]=3.18;95%信頼区間[CI]1.19 8.48,P=.02)と関連していたが,2遺伝子のうちのいずれの変化を持つと考えられた(HR=3.51, 95% CI 1.34 9.21, P=.01)ならば,この相関があったも強かった。FOXO1ダウンレギュレーションとp53過剰発現の両方を有する疾患再発(HR=2.75, 95% CI 1.06 7.13, P=.03)と関連していた。異なるサブグループの解析では,2遺伝子のうちのいずれの変化を有する低品位(P=.005)とpTa(P=.006)腫瘍の進行と関連していた。最後に,FOXO1ダウンregulation/p53過剰発現は高悪性度(P=.04)とpT1期腫瘍(P=.007)で特異的に疾患再発と関連していた。p53の免疫組織化学的解析へのFOXO1発現を添加すると膀胱癌の進行および再発に関連する予後情報を提供することができる。より低悪性度の進行のリスクとより攻撃的な腫瘍における再発のリスクに特に有益である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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