文献
J-GLOBAL ID:201802270913957528   整理番号:18A0355010

フウセイLarimichthys croceaにおける細菌刺激に対する応答におけるI型インターフェロンの誘導【Powered by NICT】

Induction of type I interferons in response to bacterial stimuli in large yellow croaker Larimichthys crocea
著者 (9件):
資料名:
巻: 62  ページ: 349-355  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1617A  ISSN: 1050-4648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
抗ウイルス免疫応答を調整する際に重要な役割に加えて,I型インターフェロン(IFN)は細菌病原体に対する宿主免疫における役割を果たしている。我々の以前の研究は,フウセイLarimichthys croaea(Lc),LcIFNdとLcIFNhからの二つのI型IFNを同定し,ポリ(I:C)と抗ウイルス活性によるそれらの強い誘導を示した。本研究では,LcIFNdとLcIFNh両方はVibrio alginolyticus,Vibrio parahaemolyticus及びAeromonas hydrophilaの混合細菌による腎臓及び脾臓において急速に誘導することが分かった。頭腎初代細胞(HKCs)では,これらの二LcIFN遺伝子の発現はEscherichia coliからBacillus subtilisとリポ多糖類(LPS)からのペプチドグリカン(PGN)により増加した。これと一致して,I型IFN発現の二つの重要な転写因子,Lc IFN調節因子(LcIRF)3およびLcIRF7もこれらの三細菌,PGNおよびLPSにより誘導された。これらの観察は,強くフウセイI型IFNは細菌感染に対する免疫応答に関与していることを示唆した。ルシフェラーゼアッセイは,LcIFNdとLcIFNh両方のプロモーターは,A.hydrophilaのPGN,LPS,及びゲノムDNAにより活性化され,A.hydrophila DNAはLcIFNdとLcIFNhプロモーターの活性化におけるPGNおよびLPSよりも強力であることを示した。さらに,これら細菌刺激によるLcIFNdプロモーターの誘導はさらにLcIRF3と共にLcIRF7またはLcIRF7の過剰発現により増加したが,LcIFNhプロモーターのそれはLcIRF3単独の過剰発現後に増加し,細菌刺激によりこれら二フウセイIFNの誘導は異なる様式を介して調節される可能性があることを示唆した。これらの結果は,硬骨魚I型IFNの機能的調節の新規側面を明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る