抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,博物館において,来館者の閲覧を支援する目的で,電子ガイドシステムを,小型化した情報端末を通じて,来館者に利用してもらうというサービスが行なわれている。その際,来館者の顕在的,あるいは潜在的ニーズに合わせた形で,適宜,適切な情報が提供されていることが望ましい。本研究は,人間中心設計の立場から博物館における電子ガイドシステムの構築,およびそのシステムのよる情報提供の方法を探究する研究として位置付けられる。来館者のニーズの把握するための方法としてエスノグラフィを採用し,主に来館者に対して行動観察とインタビュー調査を実施し,来館者の行動分析を行った。本稿では,そのような調査に基づいて得られた知見を考察し,課題を整理する。(著者抄録)