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J-GLOBAL ID:201802271057902984   整理番号:18A0384064

IL-27:酢酸グラチラマー療法への応答者のための潜在的バイオマーカー【Powered by NICT】

IL-27: a potential biomarker for responders to glatiramer acetate therapy
著者 (6件):
資料名:
巻: 304  ページ: 21-28  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0807B  ISSN: 0165-5728  CODEN: JNRIDW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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酢酸グラチラマー(GA)は再発寛解型多発性硬化症(RRMS)のためのFDA承認有効な薬剤である。しかし,この処理は全てのRRMS患者には有効ではない。,GA治療に有益な臨床反応を予測することができる信頼性の高いバイオマーカーを同定することが重要である。IL-27の増加は炎症性起源の自己免疫・アレルギー疾患を抑制することが示されているので,著者らはIL-27の産生に及ぼすGAの効果を調べた。GAで培養した末梢血単核球におけるIL 27産生はMS患者の間で不均一で,このようにして,健康なドナー(HD)は,効率的な,弱い,または非IL-27のどちらか生産者としてこれらのMS患者を定義したことを観察した。興味深いことに,GAはIL-27EBI3サブユニットよりも効率的にIL-27p28サブユニットの発現を誘導することができ,IL-27の産生はGAによるMHCクラスII結合に依存した。添加では,GAはToll様受容体(TLR)仲介IL-27産生を増加させることを見出した。重要なことに,IL-27とIL-10の血清生産はGAへの臨床応答者が,GA非リスポンダーでないGA治療中の6か月で有意に増加した。まとめると,著者らのデータは,GAが誘導するIL-27はGA免疫調節の治療機構を表す可能性があり,末梢血単核球におけるGA IL 27産生はGA処理の開始前にGA応答者をスクリーニングするためのバイオマーカーとして探索する価値があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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免疫反応一般  ,  サイトカイン  ,  循環系疾患の治療一般  ,  神経の基礎医学  ,  神経系疾患の薬物療法 
タイトルに関連する用語 (5件):
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