抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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熱ショック蛋白質(HSP),Cchsp40,Cchsp60,Cchsp70,Cchsc70およびCchsp90をコードする5つの遺伝子をクローン化し,RT-PCRおよびRACEを用いてCotesia chilonisから配列決定した。Cchsp40,Cchsp60,Cchsp70,Cchsc70およびCchsp90のcDNA配列は,それぞれ,長さ1265,2551,2094,2297および2635bpであり,分子量(MW)はそれぞれ39.1,60.6,71.45,70.19および82.92kDaであった。これらの蛋白質の予測アミノ酸配列は,膜翅目における他の昆虫の公表されたHSPと高い類似性を示した。ゲノムDNAの分析により,Cchsp40,Cchsp60,Cchsp70及びCchsp90はイントロンを欠いていたが,Cchsc70はイントロンを含むことを示した。結果は,C.chilonisにおけるCcHSP40がタイプII HSP40であり,CcHSP60がミトコンドリアHSP60ファミリーのメンバーであり,CcHSP90が細胞質HSP90Aファミリーの一部であることを示唆した。発現パターンは温度に応じて5つのCchspsで変化した。Cchsp40とCchsp60の発現は寒冷により有意に誘導されたが,熱ストレスでは誘導されなかった。Cchsp70およびCchsc70は熱ストレスに対して同様の応答を示し,寒冷および熱の両方によって誘導されたが,それらの発現レベルはCchsp40およびCchsp60のそれよりも一貫して低かった。Cchsp90は熱ストレスと穏やかな寒冷により誘導されたが,寒冷ストレスでは誘導されなかった。加えて,結果はCchsc70が正常細胞機能化中に発現し,ストレス刺激に反応してアップレギュレートされる構成的で誘導性蛋白質である可能性があり,一方,Cchsp70は温度変化により誘導される誘導蛋白質であることを示した。全体として,本研究から得られた結果は,温度に応じてCchspsの理解を有意に前進させ,異なる温度下で飼育されたC.chilonis昆虫に対する重要な生物学的情報を提供することができた。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
