文献
J-GLOBAL ID:201802271339439317   整理番号:18A1190608

腸胆汁酸/ファルネソイドX受容体/線維芽細胞成長因子15軸の調節はマウスにおけるアルコール性肝疾患を改善する【JST・京大機械翻訳】

Modulation of the intestinal bile acid/farnesoid X receptor/fibroblast growth factor 15 axis improves alcoholic liver disease in mice
著者 (27件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 2150-2166  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0889A  ISSN: 0270-9139  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アルコール性肝疾患(ALD)は腸内微生物相の変化と関連する。アルコール関連代謝異常症の機能的結果はほとんど知られていない。本研究の目的は,腸内微生物相の変化がALDにどのように寄与するかの機構を同定することであった。腸内容物のメタゲノム配列決定により,マウスにおける慢性エタノール給餌は,腸における胆汁酸を脱共役するコレロイルグリシンヒドロラーゼをコードする細菌ゲノムDNAの過剰発現と関連していることを示した。胆汁酸分析は,エタノール投与後の小腸における非抱合胆汁酸の量の増加を確認した。腸細胞におけるより低いファルネソイドX受容体(FXR)活性により仲介され,より低い線維芽細胞成長因子(FGF)-15蛋白質分泌は,肝臓チトクロームP450酵素(Cyp)-7a1蛋白質発現および循環胆汁酸レベルの増加と関連した。非吸収性抗生物質による共生微生物相の枯渇はマウスにおける肝臓Cyp7a1発現を減弱させ,ALDを減少させ,胆汁酸合成の増加が腸内細菌に依存することを示唆した。腸のFXR活性を回復させるために,エタノールによる肝障害からマウスを保護するインテイン制限FXR作動薬フェキサラミンによる薬理学的介入を用いた。胆汁酸代謝はわずかに変化したが,フェキサラミン処理は腸バリアを安定化し,脂質代謝に関与する肝臓遺伝子を有意に調節した。FGF15に対する有益な代謝効果を結びつけるために,非腫瘍形成性FGF19変異体-ヒトFGF15オーソログをアデノ随伴ウイルスを用いてマウスで過剰発現させた。FGF19処理は同様に有益な代謝効果を示し,アルコール性脂肪性肝炎を改善した。結論:アルコール関連メタゲノム変化は胆汁酸プロファイルの変化をもたらす。標的化介入は,肝臓Cyp7a1と脂質代謝の調節により胆汁酸-FFR-FGF15シグナリングを改善し,マウスにおけるエタノール誘導肝疾患を低下させる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
肝臓  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  消化器の基礎医学  ,  細胞膜の受容体  ,  遺伝子発現 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る