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J-GLOBAL ID：201802271363725051   整理番号：18A0916560

若年者から高齢者における着装基準の類型化と 性,年代別の特徴

Classifying Criteria for Selecting Clothing and Exploring Their Characteristics by Sex and Age in Young and Older People

著者 (1件)： 安永明智 (文化学園大学)
資料名： 繊維製品消費科学  (Journal of the Japan Research Association for Textile End-Uses)
巻： 59  号： 4  ページ： 297-303(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： G0575A  ISSN： 0037-2072  CODEN： SESKB9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,20 歳から79 歳までの10,800 人の大規模サンプルを用いて,外出着の着装基準を類型化し,その性,年代別の特徴を検討することであった.クラスター分析の結果,外出着の着装基準は「全基準重視型」「機能・規範重視型」「個人的嗜好・流行重視型」「無頓着型」の4つに分類された.χ²検定の結果,対象者の4つの着装基準の分類と性,年代の間に統計学的に有意な関係が認められた.着装基準の性別の特徴を見ると,男性では「機能・規範重視型」,女性では「全基準重視型」が最も高い割合を示した.また年代別の特徴では,男性においては,20代は「全基準重視型」,30代は「個人的嗜好・流行重視型」,40~70代は「機能・規範重視型」の割合が,女性においては,全ての年代で「全基準重視型」の割合が,それぞれ最も高かった.(著者抄録)

シソーラス用語： *性差 ,  *年齢差 ,  *行為 ,  *衣服 ,  好み ,  流行 ,  機能 ,  規則
準シソーラス用語： *着装 ,  規範

著者キーワード (6件)： 着装基準 ,  クラスター分析 ,  大規模サンプル調査 ,  criteria for selection of clothing ,  cluster analysis ,  large-scale sample study

分類 (1件)： 関連産業  (YM01060D)

引用文献 (15件)：

• 1 安藤清志;欲求,“心理学辞典”,中島義明,安藤清志,子安増生,坂野雄二,繁枡算男,立 花政夫,箱田祐司 編,有斐閣,東京,p.868 (1999)
• 2 鷲田清一;ひとはなぜ服を着るのか,筑摩書房,東京,p.18-23(2011)
• 3 神山進;被服心理学の動向,“被服と化粧の社会心理学”,高木修 監修,北大路書房,京都, p.4-6(1996)
• 4 中川早苗;女子大生の生活場面と着装基準に関する研究 衣生活システムの理論的・実証 的研究(第3 報),家政学雑誌,37(5),p.397- 403(1986)
• 5 田中優,秋山学,泉加代子,上野裕子,西川正之,吉川聡;高齢者の自律と着装行動に関 する研究-着装基準重視と関連する要因の検討-,繊維製品消費科学,39(11),p.716-722 (1998)

タイトルに関連する用語 (5件)： 若年者 ,  着装 ,  類型化 ,  性 ,  年代