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J-GLOBAL ID:201802271368736816   整理番号:18A0770877

粉末系におけるリグニンおよび木材粉末の抗酸化能

The antioxidant activity of powdered lignin and wood in a powder model system
著者 (2件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 84-87  発行年: 2018年03月15日 
JST資料番号: F0762A  ISSN: 0286-7036  CODEN: KASGAG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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粉末系におけるリグニンおよび木材粉末,並びにそれらの試料を添加したクッキーの抗酸化能を,所定時間,Aw0.2-1.0,50°Cで保温し,過酸化物価(PV)を測定して調べた。対照デンプン粉末は全Aw領域で保温開始3日後までに2500(meq/kg of linoleate)を超す大きなピークが出現したが,リグニン粉末はAw0.2で14日後に831のピークが見られたものの,他は500を超すことはなかった。ヒノキ,ヒノキチップ,スギ粉末ではAw0.4以下の低Aw領域ではいずれも5日後までに大きなピークが出現したが,中間~高Aw領域ではAwの上昇につれてピークが低く,出現時期も遅くなり,Aw1.0では1000を超すピークは見られなかった。ヒノキ,ヒノキチップ,スギ粉末では,ヒノキおよびヒノキチップがスギよりも良好な抗酸化能を示した。保温粉末試料のリグニン含量を変えたとき,リグニン含量が増えるにつれてピークの高さが低く,出現時期も遅くなった。有効な抗酸化能は25%リグニン添加で示された。クッキーには10%添加で,Aw0.4以上の中間~高Aw領域で有効な抗酸化能が認められた。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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木材化学  ,  酸化防止剤,安定剤  ,  菓子 
タイトルに関連する用語 (4件):
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