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J-GLOBAL ID:201802271394858118   整理番号:18A1068086

CD133+細胞は血液透析患者におけるアディポサイトカインおよび内皮機能不全と関連する【JST・京大機械翻訳】

CD133+ cells are associated with ADIPOCYTOKINES and endothelial dysfunction in hemodialysis patients
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 250  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7437A  ISSN: 1471-2369  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】血液透析(HD)患者は,心血管疾患(CVD)のリスクを増加させた。障害された幹細胞の健康とアディポサイトカイン代謝は,この患者集団におけるCVDの複雑な病態生理学的機構において重要な役割を果たす可能性がある。HD患者におけるCD133+細胞数,アディポサイトカインおよび内皮機能不全およびアテローム性動脈硬化症のパラメータの間の関係を検討することを目的とした。【方法】58人の慢性HD患者(男性/女性:28/30,平均年齢:58±14歳)において,インターロイキン-6(IL-6),腫瘍壊死因子-α(TNF-α),レプチン,アディポネクチンおよびレジスチンの血清レベルをELISAによって測定した。左室腫瘤指数(LVMI),頚動脈内膜-中膜厚(CIMT),上腕動脈のフロー媒介拡張(FMD)を測定した。CD133+細胞は,フローサイトメトリー(BD FACSCalibr-BD BioScience,CA)によって計数された。結果:CD133+細胞数はFMDと逆相関し(r=-0.39,p=0.007),血清レジスチン(r=0.45,p<0.001)および血清TNF-α(r=0.31,p=0.02)と正の相関を示した。血清レプチンレベルは,低CD133群と比較して高CD133群で高かった[32.37(12.74-72.29)対15.50(5.38-37.12)ng/mL,p=0.03]。血清レプチン濃度はTNF-αと相関した(r=0.35,p=0.009)。血清アディポネクチン濃度は血清レプチンと負に相関した(r=-0.28,p=0.03)。血清レジスチン値は,TNF-α(r=0.54,p<0.001)およびレプチン(r=0.29,p=0.03)と関連していた。血清IL-6レベルはLVMIと有意に関連した(r=0.31,p=0.03)。血清IL-6レベルは,プラークのない患者と比較して頚動脈プラーク患者で有意に高かった[12.75(9.91-28.68)対8.27(5.97-14.04)pg/mL,p=0.02]。多重線形回帰分析において,LogFMDを予測する因子を決定する。透析ビンテージ,LVMIおよびLogCD133+細胞数は独立変数として含まれた(R=0.57,調整R-二乗=0.27,p=0.001)。CD133+細胞数とLVMIはFMDを有意に予測することが分かった(それぞれp=0.03とp=0.04)。【結論】CD133+細胞は,HD患者における炎症および内皮機能不全と関連していた。血清レプチン,レジスチンおよびTNF-αレベルはCD133+細胞数と正の相関を示した。未分化幹細胞およびアディポサイトカインの調節障害は,HD患者における内皮機能不全に関与する可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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その他の泌尿生殖器疾患の治療  ,  循環系の臨床医学一般 
引用文献 (30件):
  • Wanner C, Amann K, Shoji T. The heart and vascular system in dialysis. Lancet. 2016; 16;388(10041):276-84.
  • Tonelli M, Karumanchi SA, Thadhani R. Epidemiology and Mechanisms of Uremia-Related Cardiovascular Disease. Circulation. 2016; 2;133(5):518-36.
  • J Pathol; CD133: molecule of the moment; D Mizrak, M Brittan, MR Alison; 214; 2008; 3-9; 10.1002/path.2283; CR3;
  • J Thorac Cardiovasc Surg; Intramyocardial delivery of CD133+ bone marrow cells and coronary artery bypass grafting for chronic ischemic heart disease: safety and efficacy studies; C Stamm, HD Kleine, YH Choi; 133; 2007; 717-725; 10.1016/j.jtcvs.2006.08.077; CR4;
  • Mol Ther; CD133 identifies a human bone marrow stem/progenitor cell sub-population with a repertoire of secreted factors that protect against stroke; B Bakondi, IS Shimada, A Perry, JR Munoz, J Ylostalo, AB Howard, CA Gregory, JL Spees; 17; 2009; 1938-1947; 10.1038/mt.2009.185; CR5;
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