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J-GLOBAL ID:201802271639806763   整理番号:18A0277051

11ヒトAPOBEC蛋白質によるシチジンおよびMethylcytidine脱アミノのファミリーワイド比較分析【Powered by NICT】

Family-Wide Comparative Analysis of Cytidine and Methylcytidine Deamination by Eleven Human APOBEC Proteins
著者 (7件):
資料名:
巻: 429  号: 12  ページ: 1787-1799  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アポリポ蛋白質B mRNAエディティング酵素,触媒ポリペプチド様(APOBEC)蛋白質は抗体多様化/成熟のような種々の重要な生物学的過程,ウイルス感染の制限,および体細胞突然変異の発生に関与するシチジンデアミナーゼのファミリーである。触媒的に活性なAPOBEC蛋白質は一本鎖DNA/RNA上の脱アミノ化シトシン(C)により大部分をそれらの生物学的機能を実行するウラシル。APOBECメンバーの一つ,活性化誘導シチジンデアミナーゼはDNA上のメチルシトシン(mC)の脱アミノに報告されており,このmC脱アミノ化は後成的調節のためのmCの脱メチル化に関与することが提案された。mC脱アミノ化活性はAPOBEC3A(A3A)とより最近APOBEC3BおよびAPOBEC3H(A3H)で実証した。APOBEC蛋白質に関する広範な研究にもかかわらず,APOBECメンバーはmCデアミナーゼ活性を示すかどうか,そして何が夫々のAPOBECメンバーの相対デアミナーゼ活性はに関する疑問は不明のままである。ここでは,同様の条件下で11種の既知ヒトAPOBEC蛋白質の精製組換蛋白質を用いてCとmCのデアミナーゼ活性のフォミリ ワイド分析を行った。筆者らの包括的分析は,夫々のAPOBECはmCのユニークなデアミナーゼ活性と選択性を有することを明らかにした。A3AとA3HはmCの相対的に高い選択性を持つCとmCに対する明らかに高いデアミナーゼ活性を示したが,他の六種類のAPOBECメンバーはmCに対して比較的低いデアミナーゼ活性と選択性を示した。変異解析はA3Aのループ1mCの高いデアミナーゼ活性と選択性の原因であることを示した。これらの知見は,多様な生物学的機能と遺伝的変異の重要な役割を果たしていることをAPOBECファミリー蛋白質の理解を拡張した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  ウイルスの生化学 

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