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J-GLOBAL ID:201802271657265251   整理番号:18A0341896

魚類甲状腺機能に及ぼす環境化学物質の影響:オーストラリアの漁業と水産養殖との関係【Powered by NICT】

Effects of environmental chemicals on fish thyroid function: Implications for fisheries and aquaculture in Australia
著者 (2件):
資料名:
巻: 244  ページ: 40-53  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0844B  ISSN: 0016-6480  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多くの環境ストレスが魚甲状腺カスケードに及ぼす急性または慢性的な影響を発揮する。このような効果は,甲状腺変化,血しょうT4とT3レベルの不均衡または甲状腺組織の構造(甲状腺肥大,過形成)への損傷を介して仲介される。甲状腺系は,生殖の制御を含む脊椎動物の他の内分泌系と関連する。環境ストレッサーによる魚甲状腺機能の破壊は精子産生の阻害,卵産生の減少,生殖腺発達,卵巣成長,遊泳活動,受精と幼虫の死亡率の増加を含む有害な効果をもたらす可能性を持っている。甲状腺ホルモンは,魚の開発と成長において重要な役割を果たし,特に初期ライフステージの間,環境ストレス因子による甲状腺破壊は野生魚と養殖種,限界魚種苗生産における魚類仔稚魚の成長を阻害し,野生漁業の低下をもたらす可能性がある。本レビューでは,いくつかの環境毒物を含むPBDE,PCB,PCDDおよびPCDF,PAH/油,フタル酸エステル,金属,農薬,混合汚染物質/化学物質,シアン化物の効果を強調した;酸(低pH)およびアンモニアを含む他のストレッサー,魚の甲状腺機能について。関連汚染物質の淡水および海洋種を保護するための化学的ストレス因子と適切な水質ガイドラインの環境源も(利用できる場合)オーストラリアのガイドライン(2000)及びカナダの水質ガイドライン(オーストラリアのガイドラインが利用可能でない)を含めて議論した。今日までは,オーストラリア固有の魚種の甲状腺系に及ぼす人為的環境汚染物質の影響に関する研究を発表されてない。しかし,オーストラリアの水路とオーストラリアの魚と貝類中のハイリスク化学物質(特にPBDEs,PCBs,PAHs,金属および農薬)の検出は,オーストラリアの野生魚と養殖種の甲状腺撹乱が起こるかもしれないことを意味している。オーストラリアの在来魚の甲状腺系に対するそのような汚染物質の影響を調査することが不可欠である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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その他の脊椎動物ホルモン  ,  甲状腺ホルモン  ,  進化論一般 

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