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J-GLOBAL ID：201802271693705912   整理番号：18A0433746

追跡の考察:マインドワンダリング中の心的時間旅行のニューラルアーキテクチャの探索【Powered by NICT】

Tracking thoughts: Exploring the neural architecture of mental time travel during mind-wandering

著者 (4件)： Karapanagiotidis Theodoros (Department of Psychology and York Neuroimaging Centre, University of York, York, United Kingdom) ,  Bernhardt Boris C. (Multimodal Imaging and Connectome Analysis Laboratory, Montreal Neurological Institute and Hospital, McGill University, Montreal, QC, Canada) ,  Jefferies Elizabeth (Department of Psychology and York Neuroimaging Centre, University of York, York, United Kingdom) ,  Smallwood Jonathan (Department of Psychology and York Neuroimaging Centre, University of York, York, United Kingdom)
資料名： NeuroImage  (NeuroImage)
巻： 147  ページ： 272-281  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3139A  ISSN： 1053-8119  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 既に起こっている状況や将来で起こる可能性のある仮想イベントを想像する能力は心的時間旅行(MTT)として知られている。MTTは自発的思考の重要な側面であることを示したが,著者らは,脳の神経認知アーキテクチャは人間の認知のこの元素を制約するかについての明確な理解を欠いている。以前の機能的磁気共鳴イメージング(MRI)研究は,MTTは一般的にデフォルトモードネットワーク(DMN)と関連した海馬,前頭前野および頭頂領域のような近心側頭部構造を含む複数の領域間の協調に関与することを示した。本研究では,MTTに自然発症する能力の個人差の基礎となる構造的および機能的脳組織を同定するためのマルチモーダル神経画像手法を用いた。地域的に非拘束拡散トラクトグラフィー解析を用いて,著者らはより大きなMTTを報告した参加者における右片側性側頭辺縁,皮質脊髄,前頭骨後頭路における拡散異方性の増大を見出した。確率的連結性マッピングは,これらの管と右海馬の有意に高い接続確率を明らかにした。シード領域として右海馬を用いた安静状態の機能的MRIとの結合分析は,MTTの増加レベルとDMNの前方領域へのより大きな機能的共役を明らかにした。これらの知見は,海馬間の相互作用および皮質の領域は,MTTに従事させ,DMNと海馬の統合は,離れた時間と場所を想像することを可能にする神経認知景観を提供することを示唆することを現代的な理論的説明を支持する能力の基礎をなすことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 前頭前野 ,  多モード ,  画像技術 ,  海馬 ,  脊髄 ,  相互作用 ,  *旅行 ,  皮質 ,  連結性
準シソーラス用語： トラクトグラフィー ,  脳組織 ,  個人差 ,  デフォルトモードネットワーク ,  機能的MRI ,  神経 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 精神的時間旅行 ,  自発的思考 ,  拡散MRI ,  海馬 ,  近心側頭部の葉 ,  デフォルトモードネットワーク

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  人工知能  (JE08000Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 追跡 ,  旅行 ,  探索