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J-GLOBAL ID：201802271865422259   整理番号：18A0258578

急性絶食は不安様行動を減少させると新規物体および物体位置認識を増加させる中枢カスパーゼ-1活性を阻害する【Powered by NICT】

Acute fasting inhibits central caspase-1 activity reducing anxiety-like behavior and increasing novel object and object location recognition

著者 (9件)： Towers Albert E. (Division of Nutritional Sciences, University of Illinois, Urbana, IL, USA) ,  Oelschlager Maci L. (Department of Animal Sciences, University of Illinois, Urbana, IL, USA) ,  Patel Jay (School of Molecular and Cellular Biology, University of Illinois, Urbana, IL, USA) ,  Gainey Stephen J. (Department of Animal Sciences, University of Illinois, Urbana, IL, USA) ,  McCusker Robert H. (Department of Animal Sciences, University of Illinois, Urbana, IL, USA) ,  McCusker Robert H. (Department of Pathology, Program in Integrative Immunology and Behavior, University of Illinois, Urbana, IL, USA) ,  Freund Gregory G. (Division of Nutritional Sciences, University of Illinois, Urbana, IL, USA) ,  Freund Gregory G. (Department of Animal Sciences, University of Illinois, Urbana, IL, USA) ,  Freund Gregory G. (Department of Pathology, Program in Integrative Immunology and Behavior, University of Illinois, Urbana, IL, USA)
資料名： Metabolism  (Metabolism)
巻： 71  ページ： 70-82  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0230B  ISSN： 0026-0495  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中枢神経系(CNS)内の炎症は不安と頻繁に共存。重要なことに,不安と最も一般的に関連する炎症性サイトカインはIL-1βである。IL-1βのバイオアベイラビリティと活性は,インフラマソームとカスパーゼ1依存性蛋白質分解により調節されている。,カスパーゼ-1の活性化または活性を調節する介入は,特にIL-1β成熟を促進する状態の不安を減少させるべきである。capase1阻害剤ビオチンYVAD cmk,カスパーゼ-1ノックアウト(KO)マウスおよびIL-1R1KOマウスで処理した雄C57BL/6j,C57BL/6jマウスを24時間絶食させたまたは食品への自由なアクセスを可能にした。絶食直後,カスパーゼ-1活性は脳領域ホモジネートで測定した活性化カスパーゼ-1は脳に局在免疫組織化学であった。マウス不安様行動と認知は高度零迷路及び新規物体/物体位置タスクを用いて試験した。マウスにおける24時間絶食は全脳と前前頭皮質,扁桃体,海馬および視床下部におけるカスパーゼ-1の活性を低下させたそれぞれ35%,25%,40%,40%,および40%であった。24時間絶食は不安様行動を40%減少させたおよび新規物体および物体位置認識を21%と31%であった。が,IL-1β蛋白質は絶食により脳において低下しなかった。YVADのICV投与は前頭前皮質と扁桃体におけるカスパーゼ-1活性を55%減少させ,それぞれ不安様行動の64%減少をもたらした。重要なことに,カスパーゼ-1KOまたはIL1R1KOマウスは絶食した場合,不安様行動における空腹時依存性還元は観察されなかった。結果は,絶食は不安様行動を減少させ,脳全体にカスパーゼ-1活性を低減するための結合機構により記憶を改善することを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： タンパク質分解 ,  アミロイドβタンパク質 ,  炎症 ,  視床下部 ,  炎症性サイトカイン ,  インターロイキン1 ,  扁桃核 ,  海馬 ,  *カスパーゼ ,  免疫組織化学 ,  *絶食
準シソーラス用語： インフラマソーム ,  インターロイキン1β ,  *カスパーゼ1 ,  *不安様行動 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Il 1β ,  カスパーゼ-1 ,  不安 ,  絶食 ,  神経炎症

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 絶食 ,  不安様行動 ,  物体 ,  位置認識 ,  カスパーゼ-1 ,  活性 ,  阻害