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J-GLOBAL ID:201802271895964706   整理番号:18A0234578

社会との対話と専門知 1 再稼働する原子力発電所の安全性-新規制基準と安全目標の関係-

著者 (1件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 89-92  発行年: 2018年02月01日 
JST資料番号: G0154A  ISSN: 1882-2606  CODEN: NGEGAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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原子力に対する社会的理解が厳しいことが,“唯一の被爆国”のせいだと主張する人がいるが,事実はそうではない。過去の世論調査データに拠れば戦後の世論は原子力発電に好意的だったが,原発が不祥事やトラブルを重ねるにつれて厳しい意見が増えてきたことが明確に表れている。つまり,多くの原子力専門家は厳しい意見の原因を自分たちと関係ない所に求めようとしているが,そうではなくて,原子力専門家自身の発言や行動の結果が厳しい世論になって跳ね返ってきている可能性が高いのである。もちろん,特定の組織や企業に原因を求めることは適切ではない。様々なことの積み重ねである。原子力に対する世論は,当然ながら福一事故後はさらに厳しくなっている。情報量が多く内容が難し過ぎるのも原因の一つだろう。社会・環境部会は日本原子力学会の情報発信も厳しい世論の原因の一端だったと反省している。その観点で学会からの情報発信をできるだけ判り易くすることも必要ではないかと考えている。本稿もその観点で市民の関心が高い規制基準の問題を取り上げている。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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社会問題  ,  原子炉安全一般 
引用文献 (5件):
  • 九州電力「九州電力データブック 2014 別冊」,2014.9 http://www.kyuden.co.jp/library/pdf/company/data_book/data_book_b_all.pdf
  • 原子力規制委員会「安全目標に関し前回委員会(平成25年4月3日)までに議論された主な事項, 2013.4.10, http://www.nsr.go.jp/data/000047444.pdf
  • 資源エネルギー庁発電コスト検証ワーキンググループ「長期エネルギー需給見通し小委員会に対する発電コスト等の検証に関する報告」2015.5.26, http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/cost_wg/pdf/cost_wg_01.pdf
  • キヤノングローバル戦略研究所「原子力のリスクと対策の考え方」-社会との対話のために-, 日本原子力学会2016年年会, 2016.3.26, http://www.canon-igs.org/event/report/160326_ujita_summary2.pdf
  • 原子力規制委員会「原子力規制委員会記者会見録」2013年 4月10日, http://www.nsr.go.jp/data/000068602.pdf

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