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J-GLOBAL ID：201802271917653455   整理番号：18A1186189

燃料被覆管の損傷過程シミュレーションのための解析手法の開発

著者 (1件)： 宇田川豊 (JAEA)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Review(Web)
号： 2017-023  ページ： 20-21 (WEB ONLY)  発行年： 2018年02月 
JST資料番号： U0296A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・当グループは,反応度事故時の燃料被覆管過程解明を目指して,損傷力学モデルを用いたPCMI等力学的負荷条件のシミュレーションを実施。
・これまでのモデル開発及び解析により,PWR燃料被覆管で想定される単一の外面き裂を起点とする破損過程については,破損限界及び破損形態を再現することに成功。
・BWR燃料被覆管の破損過程は,複数のき裂が寄与する比較的複雑な現象の可能性があり,その解析手法は未確立。
・本発表作業では,これまでに開発した損傷力学モデルに基づく解析ツール(ABAQUS/Pythonによるモデル生成,ABAQUS-Explicitによる求解)の内,入力インタフェース及びき裂を有する被覆管の有限要素モデル生成プログラム部分を改良。
・BWR燃料被覆管で想定される複数き裂の取り扱いが可能。
・SPH(Smoothed Particle Hydrodynamics)の適用性を検討したが,引張り応力条件下で粒子の挙動が安定せず,力学的境界条件が急峻に変化するPCMI負荷条件への適用は現状では困難。

シソーラス用語： *反応度事故 ,  燃料ペレット ,  相互作用 ,  *燃料管 ,  PWR型原子炉 ,  BWR型原子炉 ,  亀裂 ,  応用プログラム ,  有限要素法 ,  計算流体力学 ,  *損傷力学 ,  *計算機シミュレーション
準シソーラス用語： ペレット被覆相互作用 ,  ABAQUS ,  SPH【粒子】 ,  FEMシミュレーション

分類 (3件)： 水冷却炉の安全性  (MD06020H) ,  燃料要素  (MD04030E) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 燃料被覆管 ,  損傷過程 ,  シミュレーション ,  解析手法 ,  開発