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J-GLOBAL ID:201802271918305598   整理番号:18A1847858

Mn外部酸化の速度論に及ぼす焼なまし温度と露点の影響

Influence of Annealing Temperature and Dew Point on Kinetics of Mn External Oxidation
著者 (4件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 1629-1634(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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鋼の溶融亜鉛めっきプロセスにおいて,SiおよびMnのような合金元素は焼なまし雰囲気中のH2Oによって容易に酸化され,被覆欠陥を引き起こす。この選択的酸化は焼なましの熱パターン,すなわち均熱温度と時間に依存するので,選択的酸化の速度論に関する基礎研究は選択的酸化の現象を明らかにするために重要である。本研究では,Mnの外部酸化の速度論と化合物に及ぼす焼なまし温度と露点の影響を実験的に調べ,Mnの外部酸化速度を,拡散係数と鋼中のMnの活量係数を考慮して拡散方程式と熱力学的平衡に基づいて推定した。Mn酸化物の量は均熱時間の平方根に比例して増加した。この結果は,Mn酸化が拡散律速過程であることを示唆している。Mnの酸化速度は温度上昇と共に増加してピーク値に達し,高温ではMn酸化速度は劇的に遅くなった。ピーク値も露点に依存した。Mn酸化の減速の理由を明らかにするために,Mn酸化速度を推定した。鋼中のMnの活量係数と拡散係数を考慮すると,計算したMn酸化速度は測定値と一致した。Mn酸化速度は,Mn濃度の勾配がMn/MnOの平衡温度近傍の高温で小さくなるため,高温で遅くなると考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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溶融めっき  ,  腐食基礎理論,腐食試験  ,  変態組織,加工組織 
引用文献 (24件):
  • 1) K. Yamazaki: Proc. 224th Symp. of The Japan Society for Technology of Plasticity (JSTP), JSTP, Tokyo, (2003), 21.
  • 2) T. Sugiyama: J. Jpn. Soc. Technol. Plast., 46 (2005), No. 534, 8.
  • 3) B. Schuhmacher, T. Heller, M. Steinhorst and W. Warnecke: Proc. 7th Int. Conf. on Zinc and Zinc Alloy Coated Steel Sheet, (Galvatech ’07), ISIJ, Tokyo, (2007), 397.
  • 4) N. Birks, G. H. Meier and F. S. Petitt: Introduction to the High-Temperature Oxidation of Metals, 2nd ed., Cambridge University Press, England, (2006), 23.
  • 5) Y. Hirose, H. Togawa and J. Sumitani: Tetsu-to-Hagané, 68 (1982), 665.
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