抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:機能性鼻内視鏡手術(FESS)手術におけるセボフルラン複合レミフェンタニルまたは複合デクスメデトミジンの麻酔効果を観察する。方法:当院で2015年1月から2017年6月までの間に、慢性鼻洞炎を伴う鼻ポリープ患者60例を研究に組み入れ、ランダムにレミフェンタニル群(R群)、デクスメデトミジン群(D群)、各群30例に分けた。両群の基礎麻酔は同じで、術中にセボフルランを吸入し続けた。鼻腔内消毒時に制御性降圧を開始し、R群にはレミフェンタニル1μg/kgを静脈注射し(時間>1min)、0.2~0.4μg/(kg・min)のポンプで維持した。D群には,1μg/kgの静脈内投与(13時間),0.2~0.7μg/(kg h)のポンプ注入により,MAPを60~70mmHgに維持した。麻酔前と手術中の異なる時点におけるMAPとHRを記録し、患者の出血量、手術野の質、抜管時間、覚醒の質及び不良反応を比較した。【結果】2つの群の間には,有意差が全くなかった(P<0.05)。両群の血圧降下期間中にMAPはすべて目標範囲内に維持でき、T0と比較して、両群患者のT1-T3のMAP、HRはいずれもT0時より著しく低下し(P<0.05)、両群の患者のMAP、HRの差異は統計学的有意差がなかった(P>0.05)。両群の患者の手術野の質は満足的で、術中の出血量、Fromme採点、VAS採点群の間に有意差がなかった(P>0.05);R群の気管抜管時間はD群より明らかに短く(P>0.05)、RamsayスコアはD群より明らかに低かった(P<0.05)。両群の不良反応の発生率は低く、回復は良好であった。結論:FESS手術において、セボフルラン複合レミフェンタニルまたは複合デクスメデトミジンはMAPを60-70mmHgに維持でき、出血が少なく、手術野の品質が満足できる。しかし、レミフェンタニル手術後の抜管時間が短く、意識がより完全で、快速なチャネル麻酔の優位性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】