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J-GLOBAL ID：201802271998304831   整理番号：18A1847786

ショットピーニングにおけるピーニング強度分布の計測と関数近似

Measurement and Functional Approximation of Peening Intensity Distributions in Shot Peening

著者 (2件)： 太田高裕 (東海大学工学部動力機械工学科) ,  井上明子 (三菱重工業(株)総合研究所)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 59  号： 692  ページ： 165-170(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大型部品の場合,ショットピーニングは,一般に,ロボットを用いて部品表面上の軌跡に従ってピーニング装置を移動させることによって行われる。本研究では,ショットストリーム中の強度(アルメンストリップのアーク高さ)分布の関数近似を得ることを目的とした。種々のピーニング時間とスタンドオフ距離を用いた強度分布を2つの異なる実験条件下で測定した。飽和曲線を含む修正ガウス分布関数により測定した強度分布に近似した。関数の3つの係数は,ピーニング時間とスタンドオフ距離に依存した。傾斜ショットピーニングの場合,各アルメンストリップのスタンドオフ距離が異なるので,強度分布はより複雑であった。スタンドオフ距離の変化を考慮した修正ガウス分布関数を用いて計算した傾斜板の強度分布は,実験結果と良く一致した。2番目のピーニング領域が最初のピーニング領域と重なったので,ツーショットピーニングの強度分布は,ワンショットピーニングの強度分布とは異なっていた。修正ガウス分布関数と飽和関数を用いて,2ショットピーニング試料の強度分布を決定した。これらの計算値は実験結果と良く一致した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ショットピーニング ,  軌跡 ,  ロボット ,  *ピーニング ,  関数近似 ,  加工時間 ,  距離 ,  斜板 ,  正規分布 ,  分布関数 ,  帯板 ,  粒状材 ,  数値 ,  測定データ ,  数値解析
準シソーラス用語： Gauss分布 ,  スタンドオフ距離 ,  *強度分布 ,  計算値 ,  大型部品

著者キーワード (5件)： ショットピーニング ,  Almenストリップ ,  強度 ,  スタンドオフ距離 ,  ガウス分布

分類 (1件)： 熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O)

引用文献 (11件)：

• 1) Chen, Z., Yang, F. & Maguid, S. A.:J. Eng. Mater. and Technol., <b>136</b> (2014), 041002-1-041002-7.
• 2) Hisamatsu, S.:Sci. Mach., 38-12 (1986), 1342-1346.
• 3) Miao, H. Y., Larose, S., Perron, C. & Lévesque, M.:Surf. & Coat. Technol., <b>205</b> (2010), 2055-2066.
• 4) Miyawaki, K., Saito, Y., Hirai, Y., Miyazaki, T. & Okubo, H.:Trans. JSME, Ser. C, <b>65</b>-629 (1999), 361-368.
• 5) Kopp, R., Wüstefeld, F. & Linemann, W.:Proc. 5th Int. Conf. on Shot Peening (ICSP-5), (1993), 91-102.

タイトルに関連する用語 (5件)： ショットピーニング ,  ピーニング ,  強度分布 ,  計測 ,  関数近似