抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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従来木彫において角材から模刻像を彫り出していくためには,図面を角材の面に転写して,その輪郭線をシルエット状に削り出すことからはじまる。ある程度彫るべき形が明らかになる一方で,最初に描いた図だけでなく平面といった作業上必要な基準が失われていくことになり,初学者においてはそこから手が進まなくなることが多い。本研究では,自由な位置や角度によって3Dデータを閲覧し,木材の頂点を含む角や辺となる稜線を切断して平面をつくり出す面取り法を利用することで,粗彫り段階までの制作を可能にする。またその体積比などから木彫による模刻の確度,効率性について言及する。(著者抄録)