抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・高い殺菌率や殺菌時間の短縮,エネルギー効率の向上を目指したプラズマアシストマイクロ波による殺菌技術の研究開発について報告。
・空気中の浮遊菌に対してプラズマで生成した活性種を放出する殺菌方法は小さな空間では効果があるものの,一般的な居住空間ではあまり効果がないとの報告もあり,病院待合室や一般家庭での空気中の浮遊菌を効果的に除去し殺菌する技術が必要。
・本研究では,大気圧プラズマの一種であるコロナ放電によって浮遊菌を帯電・捕集するとともに生成される活性酸素種で捕集菌の細胞膜にダメージを与え,さらに定期的にマイクロ波を照射し,捕集した菌のみを瞬間的に加熱して殺菌。
・2017(平成29)年度は,実験装置の設計製作,粉体を用いたマイクロ波による加熱・燃焼,および導波管内における粉体の配置位置とエネルギー吸収率・燃焼率の関係について検討。