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J-GLOBAL ID:201802272222614285   整理番号:18A0399416

Qingyuan緑色岩帯,北中国クラトンからの2種類の新始生代玄武岩の岩石成因論と地質構造について【Powered by NICT】

Two types of Neoarchean basalts from Qingyuan greenstone belt, North China Craton: Petrogenesis and tectonic implications
著者 (2件):
資料名:
巻: 292  ページ: 175-193  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0257B  ISSN: 0301-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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地質年代学的,地球化学的および同位体研究により,玄武岩とマントル源特性の成因を理解するためにQingyuan緑色岩帯からの玄武岩に対して行った,北中国クラトンの新始生代地球力学的進化への洞察を提供した。Qingyuan緑色岩帯は,岩石ユニットの典型的なBarberton型緑色岩帯に類似している。玄武岩とそれに関連した安山岩からのジルコンのLA-ICP-MS法を用いたU-Pb同位体年代測定は,それらが2510 2545Maで噴出したとそれに続く2486 2491Ma変成作用を受けたことを明らかにした。玄武岩は高Feソレアイト質,コヒーレント正ε_Nd(t)とε_Hf(t)値を示した。地球化学と同位体研究は,それらはマグマ進化の過程での明確な分別結晶作用とminor/no地殻汚染を経験したことを示唆した。コンドライト正規化REEパターンに基づいて,玄武岩はさらに二種類,すなわち富化と枯渇に分けることができる。富化玄武岩は島弧地球化学的特異性を持つ,HFSEs(Nb, Zr, Ti)に枯渇しており,LREEと希土類元素含有量が豊富である。富化玄武岩の親マグマはスピネル-ざくろ石レールゾライトの部分溶融を<10%に由来していることを明らかにした。上昇プルーム先端が上部マントルと混合したときの枯渇した玄武岩はわずかに右傾斜REEパターンに幾分左傾斜と比較的低いREE含有量,形成されたと解釈されによって特性化した。枯渇した玄武岩に>70%のプルームヘッド寄与を示唆した。新始生代Qingyuan緑色岩帯からの玄武岩はca.2.5Gaの大陸地殻の垂直成長のエピソードを示した。他の地質学的考察と組み合わせて,大きな始生代マントルプルームモデルは,北中国クラトン、東ブロックのQingyuan緑色岩帯からの新始生代後期玄武岩の生成を説明するために有利であった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  年代測定  ,  地質構造・テクトニクス 

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