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J-GLOBAL ID:201802272289426498   整理番号:18A0289245

非受容体型,プロリンに富む蛋白質チロシンキナーゼ2(Pyk2)は川崎病のための潜在的な治療標的である【Powered by NICT】

Non-receptor type, proline-rich protein tyrosine kinase 2 (Pyk2) is a possible therapeutic target for Kawasaki disease
著者 (12件):
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巻: 179  ページ: 17-24  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1154A  ISSN: 1521-6616  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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川崎病(KD)は,その病因は不明のままである小児血管炎である。KDのマウスモデルを用いた実験的研究に基づいて,ここではプロリンに富む蛋白質チロシンキナーゼ2(Pyk2)は,KDのようなマウス血管炎の発症に重要な役割を果たすことを報告する。KDのマウスモデルはCandida albicans水溶性画分(CAWS)を投与によって調製した。CAWS処理WTマウスとは異なり,CAWS処理Pyk2ノックアウト(Pyk2KO)マウスは,明らかな血管炎を発症しなかった。は強力な血管新生抑制活性を持ち,MIG/CXCL9とIP-10/CXCL10の持続的増加はCAWS処理Pyk2KOマウスで観察された。,これらのケモカインの発現を負調節する,STAT3のCAWS誘導活性化は,Pyk2KOマウス由来マクロファージにおける減弱した。本研究では,Pyk2の欠損はKDのような実験的血管炎を抑制し,おそらく血管新生とCXCL9およびCXCL10依存干渉によることを示唆した。Pyk2KOマウスは致死的表現型を示さないので,Pyk2はKDに対する有望な治療分子標的であるかもしれない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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小児に特有の疾患  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  循環系の臨床医学一般  ,  小児科学一般 

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