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J-GLOBAL ID:201802272413268744   整理番号:18A0965446

小RNAの分析は,同質四倍体イネにおける花粉および胚嚢発生中の異なる発現を明らかにした【JST・京大機械翻訳】

Analysis of small RNAs revealed differential expressions during pollen and embryo sac development in autotetraploid rice
著者 (9件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 129  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7048A  ISSN: 1471-2164  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】部分的花粉および胚嚢滅菌は,同質四倍体イネにおける低い稔性のための2つの主要な理由である。著者らの以前の研究は,小RNA変化が同質四倍体イネの花粉稔性と関連する可能性があることを明らかにした。しかしながら,同質四倍体イネにおける小RNAによる花粉と胚嚢の発生の間の比較分析に関する知識はまだ不明である。本研究では,WE-CLSM(全マウントエオシンB染色共焦点レーザ走査顕微鏡)とハイスループット配列決定技術を用いて,細胞学的変異を調べ,二倍体対応物と比較して,自家四倍体イネの花粉と胚嚢発生時の小RNA変化を分析した。【結果】合計321および368の差次的に発現したmiRNA(DEM)を,それぞれ自家四倍体イネにおける花粉および胚嚢発生の間に検出した。胚嚢および花粉発生に関連するDEMの標的に関する遺伝子オントロジー濃縮分析は,胚嚢発生の間の細胞分化およびシグナル伝達のような30の顕著な機能的遺伝子クラスを明らかにした。一方,花発生および転写因子活性のような7つの顕著な機能的遺伝子クラスのみが,同質四倍体イネの花粉発生の間に検出された。減数分裂関連遺伝子との相互作用を明らかにした39DEMの発現レベルは,花粉と胚嚢発生の間に反対の発現パターンを示した。これらのDEMの中で,osa-miR1436_L+3_1ss5CTおよびosa-miR167h-3pは雌の減数分裂と関連していたが,一方,a-miR159a1およびa-MIR159a-p5は雄の減数分裂と関連していた。21nt-phasiRNAは花粉と胚嚢発生の間に検出されたが,24nt-phasiRNAは花粉発生においてのみ見出され,二倍体イネと比較して自己四倍体のダウンレギュレーションを示し,それらの空間時間的発現パターンはosa-miR2275dと類似していた。24nt TE-siRNAは胚嚢においてアップレギュレートされるが,花粉発生においてダウンレギュレーションされることが見出された。【結論】上記の結果は,同質四倍体イネにおける花粉の4つの標識段階の間に小さなRNA変化を提供するだけでなく,自己四倍体イネにおいて特異的に発現したmiRNA,特に減数分裂関連miRNA,花粉特異的-24nt-phasiRNAおよびTE-siRNAを同定した。まとめると,これらの知見は,自家四倍体イネにおける異なる異常をもたらす可能性がある花粉および胚嚢発生の間の小RNA発現パターンに及ぼす倍数性の影響を理解するための基礎を提供する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生殖  ,  豆類 
引用文献 (74件):
  • Pak. J. Bot.; Genetic analysis and hybrid vigor study of grain yield and other quantitative traits in autotetraploid rice; MQ Shahid, H Xu, S Lin, Z Chen, M Naeem, Y Li; 44; 2012; 237-46; CR1;
  • Springerplus; Analysis on genetic diversification and heterosis in autotetraploid rice; J Wu, C Hu, MQ Shahid, H Guo, Y Zeng, X Liu; 2; 2013; 439; 10.1186/2193-1801-2-439; CR2;
  • Aust. J. Crop Sci.; Yield and yield components in autotetraploid and diploid rice genotypes (indica and japonica) sown in early and late seasons; MQ Shahid, Y Li, MF Saleem, M Naeem, C Wei, X Liu; 7; 2013; 632-41; CR3;
  • Acta Laser Biology Sinica; Further observation on the formation and development of autotetraploid rice embryo sac using laser scanning confocal microscopy; H Guo, Y Lu, J Feng, B Yang, X Liu; 15; 2006; 111-7; CR4;
  • Pak. J. Bot.; Studies on the abnormality of embryo sac and pollen fertility in autotetraploid rice during different growing seasons; MQ Shahid, J Sun, C Wei, P Zhang, X Liu; 42; 2010; 7-19; CR5;
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