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J-GLOBAL ID:201802272528452961   整理番号:18A0843050

重力駆動潅流下での3Dマイクロ流体細胞培養デバイス上の膠芽腫における癌幹細胞ニッチの再捕獲【JST・京大機械翻訳】

Recapitulation of cancer stem cell niches in glioblastoma on 3D microfluidic cell culture devices under gravity-driven perfusion
著者 (8件):
資料名:
巻: 62  ページ: 352-361  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3170A  ISSN: 1226-086X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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膠芽腫患者の低生存率は,癌幹細胞(CSC)を含むグリア芽細胞腫の細胞集団における不均一性によるものである。CSCニッチは,自己再生能力,移動および薬剤耐性に密接に関連する低酸素コアを含む。ここでは,低酸素チップ(Hチップ)を用いた重力駆動潅流下での三次元マイクロ流体細胞培養装置におけるCSC培養法を報告する。Hチップにおいて,グリア芽細胞腫細胞,U87は,成長因子の追加なしでさえ,12時間以内に自発的にスフェロイドを形成した。皿における単層培養細胞と比較して,H-チップにおけるスフェロイドは低酸素誘導因子-1α(HIF-1α),CD133およびネスチンのようなCSCマーカーのより高い発現を示した。H-チップにおけるスフェロイドは,皿において単層培養したものよりもドキソルビシンに対してより抵抗性であった。転写プロファイリングにより,炎症性サイトカインの1つであるインターロイキン-6(IL-6)の発現は,皿における単層培養細胞よりもH-チップにおけるスフェロイドにおいて高いことを明らかにした。IL-6枯渇細胞はH-チップでスフェロイドを形成することができず,それらの薬剤耐性は減少した。これらの結果は,H-チップにおいて,グリア芽細胞腫細胞がIL-6の産生を増加させ,薬物耐性のようなスフェロイド形成と他の癌幹細胞特性を促進することを示唆する。著者らのマイクロ流体細胞培養法は,CSCニッチを再現するために非常に有用である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現 
物質索引 (1件):
物質索引
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