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J-GLOBAL ID：201802272620165070   整理番号：18A0338080

全身照射による小児造血細胞移植の生存者における心血管リスク因子:縦断的分析【Powered by NICT】

Cardiovascular Risk Factors in Survivors of Childhood Hematopoietic Cell Transplantation Treated with Total Body Irradiation: A Longitudinal Analysis

著者 (9件)： Friedman Danielle Novetsky (Department of Pediatrics, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, New York) ,  Hilden Patrick (Department of Epidemiology-Biostatistics, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, New York) ,  Moskowitz Chaya S. (Department of Epidemiology-Biostatistics, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, New York) ,  Suzuki Maya (Department of Pediatrics, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, New York) ,  Boulad Farid (Department of Pediatrics, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, New York) ,  Kernan Nancy A. (Department of Pediatrics, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, New York) ,  Wolden Suzanne L. (Department of Radiation Oncology, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, New York) ,  Oeffinger Kevin C. (Department of Medicine, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, New York) ,  Sklar Charles A. (Department of Pediatrics, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, New York)
資料名： Biology of Blood and Marrow Transplantation  (Biology of Blood and Marrow Transplantation)
巻： 23  号： 3  ページ： 475-482  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1625A  ISSN： 1083-8791  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全身照射(TBI)で処理した造血細胞移植(HCT)生存者は心血管危険因子(CVRFs)のリスク増加であることが知られている。TBI露出した生存者コホートにおけるCVRFsの発生を特性化し,1987年4月と2011年5月間記念Sloan KetteringでTBIで処理した白血病・リンパ腫の1年生存者におけるCVRFsの遡及分析により,その開発の予後指標を記述しようとした。適格な参加者たちがTBIの時年齢≦21歳および長期経過観察に対する侵入時の糖質コルチコイド治療を受けていない。生存者は肥満(ボディマスインデックス≧年齢(≦20歳)の九十五パーセンタイルと年齢>20歳以上の30kg~2),血圧上昇,脂質異常症(高トリグリセリド[TG],低高密度リポ蛋白質[HDL])および耐糖能異常(空腹時血糖値≧100mg/dL)を評価した;≧3のリスクファクターをもつものはCVRFクラスタ,メタボリックシンドロームの代理を持っていると考えられた。Cox回帰モデルは,各CVRFに関連する因子に対するハザード比(HR)を推定した。HCT生存者と一般集団におけるCVRFsの罹患率を比較するために,生存者は,国民健康及び栄養試験調査からの年齢,性別,および人種一致対照と比較した。総計123名の生存者を評価した(62.6%の男性)。TBIで年齢中央値は11.8歳(範囲1.6~21.9歳)であった。追跡期間の中央値は8.0歳(範囲1.01~24.6歳)で,最終経過観察時平均年齢は20.1歳であった(範囲4.0~41.3歳)であった。5年累積発生率は血圧上昇,肥満の増加したグルコース,低HDLの26.8%,高トリグリセリド血症で39.2%,と16.0%で10.5%,28.8%,33.1%,52.0%,65.0%,および18.6%の対応する10年累積発生率14.7%であった。CVRFクラスタの中央値累積発生率は10年で5年で10.6%(範囲5.6%~17.5%)から28.4%(範囲,18.8%~38.7%)であった。多変量解析では,成長ホルモン(GH)欠損症(ハザード比[HR],8.6;95%信頼区間[CI],2.1~34.4;P=.002),頭蓋放射線による治療歴(HR,4.0;95%CI:1.7~9.6;P=.002)およびグレードII~IVの急性移植片対宿主病GVHD(HR,4.2;95%CI:1.5~12.2;P=.008)はCVRFクラスターを発症のリスクと関連していた。matched population対照の無作為サンプルと比較して,HCT生存者は高トリグリセリド血症および低HDLのではなく,耐糖能異常,血圧上昇,またはCVRFクラスタの割合が高かった。HCT生存者コホートの若材齢を考慮すると,これらのデータは,TBIに曝露された個人における小児におけるCVRF出発のためのルーチンスクリーニングの重要性を強調する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 回帰モデル ,  *危険因子 ,  ボディマスインデックス ,  キャラクタリゼーション ,  多変量解析 ,  クラスタ ,  母集団 ,  男性 ,  メタボリックシンドローム ,  グルココルチコイド ,  *子供 ,  HDL【リポタンパク質】 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： 発生率 ,  *生存者 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 生存者 ,  移植 ,  心血管危険因子 ,  メタボリックシンドローム ,  全身照射

分類 (2件)： 循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (7件)： 全身照射 ,  小児 ,  造血細胞移植 ,  生存 ,  心血管 ,  リスク因子 ,  分析