文献
J-GLOBAL ID:201802272862833686   整理番号:18A0346937

大うつ病性障害と抗うつ薬治療患者の脳幹容積の変化【Powered by NICT】

Alterations in the brainstem volume of patients with major depressive disorder and their relationship with antidepressant treatment
著者 (10件):
資料名:
巻: 208  ページ: 68-75  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1170A  ISSN: 0165-0327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
大うつ病性障害(MDD)における脳幹の形態学的変化はほとんど神経画像研究で報告されているが,モノアミン作動性神経伝達物質はいくつかの脳幹領域で合成した。脳幹の各領域における体積変化と抗うつ剤使用あるいはMDDの寛解状態との関連性を検討することを目的とした。MDDと健常対照群101人と126人の患者をT1強調構造的磁気共鳴イメージングを実施した。各脳幹領域の体積,延髄,橋,中脳,上小脳脚を含むFreeSurferを用いた全脳幹の体積を解析した。MDD患者は,健常対照者と比較して有意に大きい中脳容積(P=0.013)を有していた。特に,MDDの薬剤未投与患者は,健常対照者(P=0.007)と比較して有意に大きい脳幹容積を有していたが,有意な所見は抗うつ薬治療群と健常対照の間で観察されなかった。寛解した患者群は,健常対照者と比較して橋(P=0.002)および中脳(P=0.005)体積を減少させたが,非寛解したMDD患者群は,健常対照者(P=0.017)と比較して有意に大きい中脳容積を有していた。解析における灰色と白質体積変化を区別できなかった。中脳は現在のうつ病エピソード,抗欝薬治療を受けていない患者における拡大したことを観察した。体積は,抗うつ薬治療後正常に戻り,はさらに減少し,患者は寛解した。観察結果を確認するためにさらなる研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  精神科の基礎医学  ,  精神障害 

前のページに戻る