抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP-2)と頸動脈粥状硬化性プラークの関係を検討する。方法:100例の初回循環型動脈粥状硬化性脳梗塞回復期患者と正常対照群80名の同期外来診察体験者に対して頸動脈超音波検査を行い、頸動脈内膜中層厚さ(IMT)、Crouse積分(CPI)、プラーク総面積(CPA)を測定した。超音波による病理変化により、易損性プラーク群(45例)、安定プラーク群(38例)と無プラーク群(50例)に分けた。血清MMP-2とTIMP-2のレベルをELISAによって測定した。【結果】頚動脈プラークのIMT,CPI,CPAは,安定プラーク群および非プラーク群(P<0.01)のそれらより有意に高く,プラーク群におけるそれらより有意に高かった(P<0.01)。安定プラーク群の頚動脈IMT、CPI、CPAはいずれもプラークのない群より顕著に大きかった(P<0.01)。脆弱プラーク群の血清MMP-2は,安定プラーク群および非プラーク群よりも有意に高く(P<0.01),TIMP-2は,安定プラーク群および非プラーク群に比して有意に低かった(P<0.01)。MMP-2はIMT,CPI,CPAと正の相関を示し,TIMP-2はIMT,CPI,CPAと負の相関があり,MMP-2/TIMP-2はIMT,CPI,CPAと正の相関があった。安定プラーク群の血清MMP-2はIMT、CPI、CPAと正の相関があった。TIMP-2はIMT,CPI,CPAと負の相関があった。MMP-2/TIMP-2はIMT,CPI,CPAと正の相関があった。【結論】MMP-2,TIMP-2,およびMMP-2/TIMP-2の比率は,アテローム性動脈硬化性プラークと密接に関連している。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】