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J-GLOBAL ID：201802272875798165   整理番号：18A0604758

表面・界面の構造がキワ立つ高分子 ポリマーブラシによる固体表面のぬれ性制御と大面積化

著者 (3件)： 佐藤知哉 (産業技術総合研 構造材料研究部門) ,  浦田千尋 (産業技術総合研 構造材料研究部門) ,  穂積篤 (産業技術総合研 構造材料研究部門)
資料名： 高分子  (Polymers)
巻： 67  号： 4  ページ： 179-182  発行年： 2018年04月01日 
JST資料番号： F0168A  ISSN： 0454-1138  CODEN： KOBUA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリマー鎖が基材表面に高密度に固定化された分子組織であるポリマーブラシは,従来の高分子薄膜にはない特異な構造や表面特性を示すため,基礎研究の分野だけでなく,産業応用の観点からも注目されている。本稿では,ポリマーブラシの作製手法や表面特性を概説するとともに,ぬれ性制御と大面積化に関する筆者らの研究事例を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： レビュー ,  *高分子ブラシ ,  *濡れ ,  高分子薄膜 ,  濡れ転移 ,  面積 ,  油水分離 ,  *表面構造 ,  実用化
準シソーラス用語： 大面積 ,  産業応用

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

引用文献 (22件)：

• B. Zhao and W. J. Brittain, Prog. Polym. Sci., 25, 677 (2000)
• J. O. Zoppe, N. C. Ataman, P. Mocny, J. Wang, J. Moraes, and H.-A. Klok, Chem. Rev., 117, 1105 (2017)
• “高分子基礎科学One Point 5 ポリマーブラシ”, 辻井敬亘, 大野工司, 榊原圭太, 高分子学会編, 共立出版, 東京 (2017)
• たとえば, M. Kobayashi, Y. Terayama, H. Yamaguchi, M. Terada, D. Murakami, K. Ishihara, and A. Takahara, Langmuir, 28, 7212 (2012)
• G. J. Dunderdale, M. W. England, C. Urata, and A. Hozumi, ACS Appl. Mater. Interfaces, 7, 12220 (2015)

タイトルに関連する用語 (6件)： 界面 ,  高分子 ,  ポリマーブラシ ,  固体表面 ,  ぬれ性 ,  大面積