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J-GLOBAL ID:201802272893863916   整理番号:18A0144228

ケンペロールはヒト急性前骨髄球性白血病細胞におけるアポトーシスを増加させ,多剤耐性遺伝子を阻害する【Powered by NICT】

Kaempferol increases apoptosis in human acute promyelocytic leukemia cells and inhibits multidrug resistance genes
著者 (9件):
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巻: 119  号:ページ: 2288-2297  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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急性前骨髄球性白血病(A PL)は最も致命的な血液学的悪性腫瘍の一つである。細胞増殖とアポトーシス経路の欠損は疾患の病因と治療抵抗性の原因となっている。,アポトーシス促進剤はA PL治療のための潜在的候補である。ケンペロールは抗酸化及び抗腫瘍特性を持つフラボノイドである。HL 60およびNB4白血病細胞に対するケンフェロールの細胞毒性,アポトーシス,分化誘導効果を検討するためにデザインした。レサズリンアッセイはケンペロール(12.5 100 μM)およびオールトランスレチノイン酸(ATRA;10μM,陽性対照として使用)による処理後の細胞生存率を決定した。アポトーシスと分化は,ヨウ化プロピジウムとNBT染色法を用いてそれぞれ検出された。,アポトーシス(PI3K,AKT,BCL2,BAX,p53,p21,PTEN,CASP3,CASP8およびCASP9),分化(PMLとHDAC1),及び多剤耐性(ABCB1およびABCC1)に関与する遺伝子の発現レベルを,定量的リアルタイムPCRを用いて決定した。Bax/Bcl2とcasp3の蛋白質発現はウェスタンブロット法を用いて確認した。結果はケンペロールは細胞生存性を減少させ,試験した白血病細胞のsubG1母集団を増加させることを示した。この効果はAkt,BCL2,ABCB1およびABCC1遺伝子の発現低下と関連していたが,CASP3およびBAX/BCL- 2比の発現は両遺伝子と蛋白質レベルで有意に増加した。ケンペロールはアポトーシスを促進し,濃度依存的に多剤耐性を阻害し,白血病細胞に異なる影響はなかった。結論として,本研究はケンペロールはA PL患者におけるATRAのための適切な代替として利用できる可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
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