文献
J-GLOBAL ID:201802272932165668   整理番号:18A0327983

シスプラチン,カルボプラチンおよびオキサリプラチンにより誘起されたRNアーゼAオリゴマ化の比較研究【Powered by NICT】

A comparison study on RNase A oligomerization induced by cisplatin, carboplatin and oxaliplatin
著者 (9件):
資料名:
巻: 173  ページ: 105-112  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0908A  ISSN: 0162-0134  CODEN: JIBID  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
シスプラチン(CDDP)は蛋白質間架橋を形成し,白金化オリゴマの形成につながる可能性がある。二量体,三量体および37°Cで金属比1:10蛋白質におけるCDDPとの反応で得られたウシすい臓リボヌクレアーゼ(RNase A)のより高いオリゴマは以前に特性化された。ここでは,同じ実験条件下でRNアーゼAオリゴマ化を誘導するカルボプラチンとオキサリプラチンの能力を検証した。形成されたRNアーゼAオリゴマの量はCDDPと蛋白質の反応で得られたものと比較した。三抗がん剤の中で,CDDPが最も反応性と蛋白質のリボ核酸分解活性の阻害に最も有効であった。オキサリプラチンは強力なオリゴマ化剤である。カルボプラチンとオキサリプラチンの存在下で形成された白金化二量体の構造と安定性の生物物理学的特性化は,それらは同じような熱安定性を有し,CDDPで得られた対応する二量体より解離しやすいことを示唆した。カルボプラチンの存在下で得られたオリゴマが最も活性であった。RNアーゼAは三種の薬剤を形成する単量体付加物のX線構造は酵素活性と蛋白質凝集に及ぼす三抗腫瘍薬の異なる効果を説明するための合理的な基礎を提供する。CDDP,カルボプラチンとオキサリプラチンとの反応で形成されたRNアーゼAの白金化オリゴマは残留リボヌクレアーゼ活性を保持するが,それらは細胞毒性作用を示し,Pt系薬物により誘起した蛋白質凝集過程は側副欠点,蛋白質標的の機能状態に影響を及ぼし,Pt系薬物治療の有効性を表すことができることを示唆している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般 

前のページに戻る