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J-GLOBAL ID:201802272940999029   整理番号:18A0837224

すばる/ハイパーシュプリームカムサーベイの最初の2年間のデータからの天の川銀河の新しい衛星銀河の探索:Cetus IIIの発見

Searches for new Milky Way satellites from the first two years of data of the Subaru/Hyper Suprime-Cam survey: Discovery of Cetus III
著者 (20件):
資料名:
巻: 70  号: SP1  ページ: S18.1-S18.12  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ハイパーシュプリームカム(HSC)すばる戦略枠プログラム(SSP)~300deg2の最初の2年間のデータから天の川銀河(MW)の新しい衛星銀河を探索した結果を提示し,Cetusにおける非常に説得力のある超微弱な矮小銀河候補の発見を報告する。これは著者らの以前の論文で報告したVirgo Iの後に発見された2番目の超微弱な矮小銀河である。この衛星銀河(Cetus III)は,星に似た天体の統計的に有意な(10.7σ)空間的な密度超過として同定されたもので,この星に似た天体は金属の欠乏した老齢の星種族用に設計された適切な等時線フィルターから選ばれている。この恒星系は日心距離251+24-11kpcに位置しており,その最も可能性の高い絶対等級はモンテカルロ解析からMV=-2.4±0.6magと推定される。Cetus IIIはハーフライト半径rh=90+42-17pcで広がっており,Cetus IIIがスローン・デジタル・スカイ・サーベイの検出限界を超えたところに位置するMWの暗い矮小衛星銀河であることを示唆している。この恒星系の性質を評価するためには更なる分光学的研究が必要である。また,Virgo Iに対するパラメータを再検討して更新し,MV=-0.33+0.75-0.87magおよびrh=47+19-13pcであることを見出した。Λに支配された冷たい暗黒物質モデルのシミュレーションを用いて,~300deg2のHSC-SSPデータから1,2の新しいMW衛星銀河を見出すであろうと予言したが,これはこれまでの発見率とおおよそ一致する。更なるサーベイと~1400deg2にわたるHSC-SSPの完結は,ミッシング衛星銀河問題へのロバストな洞察を与えるであろう。(翻訳著者抄録)
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星雲 
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