文献
J-GLOBAL ID:201802272952523493   整理番号:18A0339909

台湾中央部の口腔潜在性悪性障害の進行の潜在的危険因子としての環境重金属【Powered by NICT】

Environmental heavy metal as a potential risk factor for the progression of oral potentially malignant disorders in central Taiwan
著者 (6件):
資料名:
巻: 47  ページ: 118-124  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0010A  ISSN: 1877-7821  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
口腔癌(OC)は,台湾の25~44歳の男性の癌による死亡の主要な原因である。台湾における四OC段階(I IV)全体の5年生存率は,それぞれ,約70%,30%,20%,および10%口腔の潜在的悪性障害の早期診断(OPMDs)の重要性を示した。以前の研究では,OC発生率と特定の環境重金属濃度間の関係を示した。これらの関連性は,OCが存在していれば,それらもOPMDで観察されるかもしれない。本研究の目的は,OCと環境重金属に対するOPMDの発生との関連を調べることである。口腔粘膜下線維症(OSF)と口腔白板症(OL)は台湾におけるOPMDの二種類の主要な型である。後向きコホート研究では彰化キリスト教病院,Changhua郡における唯一の医療センター,OSFまたはOL2000~2014と診断された2725名の男性成人患者を対象とした)で実施した。データはCox回帰により分析し,喫煙とビンロウジュ噛みで調整した。高ニッケル濃度(汚染レベル)を持つ地域に住むOPMD患者は低ニッケルレベル(P<0.01)地域に住むものと相対的OCの1.8 2のハザード比を示した。OPMDsを伴う喫煙者は非喫煙者に比べて2.8 2.9のハザード比を有していた。キンマ葉の噛みタバコ常用者はかまない人に比べて2.2 2.3ハザード比を有していた。喫煙,きんまかみたばこ使用,環境ニッケル曝露はOPMD患者におけるOC開発のリスク増加と関連する。本研究では,ヒトの健康に及ぼす重金属の環境影響に関する貴重な知見を提供した。高ニッケル濃度に曝露されたOPMD患者の状態のサーベイランス増強はOC予防に重要である可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般 

前のページに戻る