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J-GLOBAL ID:201802272960159407   整理番号:18A2075547

高分解能LC/MSと多変量解析を用いた(E)-1,3-ジクロロプロペン(線虫類DDの成分)から生産される変異原性塩素化副産物の同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of a mutagenic chlorination by-product produced from (E)-1, 3-dichloropropene (a component of nematocide DD) by using high resolution LC/MS and multivariate analysis
著者 (10件):
資料名:
巻: 146  ページ: 187-196  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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DD(典型的なネマトシド)の推定された国内の使用は,日本におけるすべての農業化学物質の中で最も大きかった。DDは日本における水道水質基準を確立するために使用される文書に含まれている。文書は,DDが水道水の原水において潜在的に検出可能であることを示す。原水中のDDは,上水道で塩素により処理され,これは処理による変異原性塩素化副産物の形成に関する懸念を引き起こす。本研究の目的は,高分解能質量分析計と多変量解析を用いて,変異原性塩素化副産物を同定することであった。塩素化副産物の変異原性をAmesサルモネラ変異原性アッセイで評価した。(E)-1,3-ジクロロプロペン(DCP)をDDのモデル化合物として用いた。DDの塩素処理モデル水溶液の変異原性は,3.00mol-Cl_2/mol-DCPまでの塩素用量の増加とともに増加した。DDの塩素処理水溶液から,1,3-ジクロロアセトン(DCA)は,高分解能質量分析計による標準,前駆体イオン分析および第一世代生成物イオン分析との共クロマトグラフィーにより主要な変異原として同定された。ミクロソーム活性化を伴わないTA100株に対するDCAの変異原性は,160,000のネット復帰コロニー/μmol(毒性等価因子は0.14)であった。塩素処理DCP試料の変異原性,DCAの特異的変異原性及び試料中のDCA濃度に基づいて,塩素処理DCP試料へのDCAの変異原性寄与を計算した。高い寄与(98%)は,DCAが塩素処理DCP試料における主要な変異原であることを明確に示した。DCAの探索はDCPと塩素の非現実的高濃度試料を用いて行ったので,実際の濃度試料(0~200μg-DCP,0.10又は1.27mg-Cl_2/L)中のDCAの生成を調べた。DCAと塩素の実用濃度でDCA生成反応が起こることが分かった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
用水の化学的処理  ,  その他の汚染原因物質 

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