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J-GLOBAL ID：201802273002622173   整理番号：18A1288754

ニューロリギン被覆ガラス表面上に形成された活性ゾーン様膜における単一シナプス小胞の同期または非同期放出の可視化【JST・京大機械翻訳】

Visualization of Synchronous or Asynchronous Release of Single Synaptic Vesicle in Active-Zone-Like Membrane Formed on Neuroligin-Coated Glass Surface

著者 (3件)： Funahashi Junichiro (Department of Biophysics, Graduate School of Science, Kyoto University) ,  Tanaka Hiromitsu (Department of Biophysics, Graduate School of Science, Kyoto University) ,  Hirano Tomoo (Department of Biophysics, Graduate School of Science, Kyoto University)
資料名： Frontiers in Cellular Neuroscience (Web)  (Frontiers in Cellular Neuroscience (Web))
巻： 12  ページ： 140  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7064A  ISSN： 1662-5102  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高速反復シナプス伝達はシナプス前活性領域周辺のシナプス小胞の効率的エキソサイトーシスと検索に依存する。しかしながら,活性ゾーンの機能的組織化およびエキソサイトーシス,エンドサイトーシスおよび放出能のあるシナプス小胞の再構築の調節機構は,完全には解明されていない。新しい可視化法を開発することにより,活性ゾーン内の単一シナプス小胞のエキソサイトーシスの位置を同定し,エキソサイトーシス後のシナプス小胞蛋白質シナプトフィシン(Syp)の動きを調べた。培養海馬ニューロンを用いて,神経リギンで被覆されたガラス表面に直接隣接し,平行な活性ゾーン様膜(AZLM)の形成を誘導し,全内部反射蛍光顕微鏡(TIRFM)を用いてシナプス小胞からの細胞膜への転移後に超脂質性pHluorin(Syp-SEP)を画像化した。AZLMは,シナプス前活性帯の特徴的な分子的および機能的性質を示した。それは活性ゾーン蛋白質,活性ゾーン関連構造蛋白質(CAST)におけるサイトマトリックス,Bassすぐ,Pictcolo,Munc13及びRIMを含み,電気刺激による細胞内Ca2+濃度の増加を示した。加えて,単一パルス刺激は,時には,単一シナプス小胞のエキソサイトーシスイベントを反映すると考えられる,AZLMにおける側方拡散に続くSyp-SEPシグナルの一時的な増加を誘導した。膜融合後のシナプス前形質膜上のSyp-SEPの拡散係数は0.17~0.19μm~2/sと推定され,Syp-SEPは有意な閉塞なしに拡散することを示唆した。電気刺激直後の同期エキソサイトーシスはAZLM内の複数の制限部位で起こる傾向があったが,刺激後に起こる非同期放出の位置はより散在する傾向があった。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *可視化 ,  再構成 ,  エキソサイトーシス ,  *シナプス ,  *ガラス ,  細胞膜 ,  活性部位 ,  脂質 ,  膜融合 ,  *シナプス小胞 ,  拡散係数 ,  エンドサイトーシス ,  タンパク質 ,  培養
準シソーラス用語： 海馬ニューロン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： アクティブゾーン ,  全内部反射蛍光顕微鏡法 ,  ニューロリギン ,  シナプス小胞 ,  シナプトフィチン ,  非同期放出 ,  エキソサイトーシス

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (8件)： ニューロリギン ,  被覆ガラス ,  活性 ,  ゾーン ,  シナプス小胞 ,  非同期 ,  放出 ,  可視化