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J-GLOBAL ID：201802273062780078   整理番号：18A0947767

スペシャリスト草食動物によって媒介される作物収量に及ぼす景観構成の対照的影響【JST・京大機械翻訳】

Contrasting effects of landscape composition on crop yield mediated by specialist herbivores

著者 (3件)： Perez-Alvarez Ricardo (Department of Entomology, Cornell University, Ithaca, New York, 14853, USA) ,  Nault Brian A. (Department of Entomology, New York State Agricultural Experiment Station, Cornell University, Geneva, New York, 14456, USA) ,  Poveda Katja (Department of Entomology, Cornell University, Ithaca, New York, 14853, USA)
資料名： Ecological Applications  (Ecological Applications)
巻： 28  号： 3  ページ： 842-853  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1318A  ISSN： 1051-0761  CODEN： ECAPE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 景観構成は様々な節足動物媒介生態系サービスに影響を及ぼすだけでなく,作物収量に負の影響を及ぼす害虫による植食性のような障害も生じる。しかし,異なる生息場所が複数の草食動物種の動態にどのように影響するか,そして最終的に作物生産に対するそれらの集団的影響についてはほとんど知られていない。モデルシステムとしてキャベツを用いて,アメリカのニューヨーク州における景観構成の勾配を通して,景観構成が3つの専門アブラナ科害虫(アブラムシ,ノミ甲虫,および葉摂食鱗翅類),鱗翅類捕食寄生者,および作物収量の発生にどのように影響するかを調べた。著者らは,より高い割合の農地とより低い生息場所多様性を持つ景観が,専門家の草食動物の害虫圧の増加と作物収量の減少をもたらすことを期待した。しかし,結果は,より大きな耕地面積も,より低い景観多様性も,害虫の圧力または収量に影響を及ぼさないことを示した。むしろ,害虫の圧力と収量は,景観における非作物生息場所(すなわち,草原)の存在によって最も良く説明された。特に,キャベツは,増加した寄生から生じる可能性のあるより高い割合で,景観においてより少ない鱗翅類に寄生された。逆に,キャベツは,景観における草原の割合が増加するにつれて,より多くのノミ甲虫類とアブラムシに感染し,これらの害虫が非作物生息場所から利益を得ることを示唆した。さらに,経路分析は,害虫個体群に対するこれらの景観媒介効果が作物収量に対して正または負のカスケード効果を有することを確認した。著者らの知見は,同じ作付けシステム内の異なる害虫種が,関係の方向と空間規模の両方に関して,景観構成に対して対照的な応答を示すことを例証する。害虫抑制効果のために景観を管理するためには,複数の害虫,天敵,および景観構成の間の複雑な相互作用から生じるそのようなトレードオフを考慮しなければならない。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *作物収量 ,  害虫 ,  *農作物 ,  生息場所 ,  キャベツ ,  農地 ,  草原 ,  アブラムシ科 ,  害虫防除 ,  個体群 ,  鱗翅類 ,  植食性 ,  相互作用
準シソーラス用語： *景観構成 ,  *草食動物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： Brassica oleracea ,  作物生産 ,  生態系サービス ,  景観構成 ,  捕食寄生者:宿主比 ,  パス解析 ,  害虫防除 ,  歩留り

分類 (1件)： 自然保護  (SB06000L)

タイトルに関連する用語 (5件)： スペシャリスト ,  草食動物 ,  作物収量 ,  景観構成 ,  対照