抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スマートフォンの普及による,動画配信サービスの利用の増加や,Internet of Things(IoT)の登場により,ネットワーク負荷の増加が予想される。ネットワーク負荷の増加により,伝送速度の低下が生じてしまう。ネットワーク負荷を減少させるために,キャッシュ方式が提案されている。キャッシュ方式とは,キャッシュメモリにファイルの一部分を保存し,保存されたファイルを用いて,ユーザが要求するファイルを復元する技術である。また,新たなキャッシュ方式のアプローチとして,符号化キャッシュ方式が提案されている。符号化キャッシュ方式は,キャッシュメモリへの保存するファイルの配置方法の工夫とマルチキャストの利用により,複数の異なる要求を一度に満たすことができる。本稿では,符号化されていないキャッシュ方式と符号化キャッシュ方式を,ネットワークシミュレータを用いて比較し,実際の環境に適した符号化キャッシュ方式について考察する。(著者抄録)