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J-GLOBAL ID:201802273084833943   整理番号:18A1647996

二酸化ケイ素ナノ粒子はHacat細胞におけるSTAT3シグナル伝達経路の活性化を介してCOX-2発現を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Silicon dioxide nanoparticles induce COX-2 expression through activation of STAT3 signaling pathway in HaCaT cells
著者 (7件):
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巻: 52  ページ: 235-242  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0472A  ISSN: 0887-2333  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二酸化ケイ素ナノ粒子(SiO_2-NPs)は,日焼け止めや化粧品などのバイオ医薬品や消費者製品に広く使われている。しかし,SiO_2-NPsは,ナノ粒子のサイズと濃度に依存して,ヒトの健康に悪影響を引き起こす可能性がある。本研究はヒトケラチン細胞(HaCaT)細胞におけるSiO2-NP誘導炎症の基礎となる分子機構を研究することを目的とした。HaCaT細胞とSiO_2-NPsのインキュベーションはシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)mRNAと蛋白質の発現を誘導した。また,SiO_2-NPsによる細胞の処理は,シグナル伝達物質のリン酸化,DNA結合およびレポーター遺伝子活性,転写3(STAT3)の活性化因子を誘導した。STAT3 siRNAによる細胞のトランスフェクションは,SiO2-NP誘導COX-2発現を抑制した。さらに,SiO_2-NPsは,Janusキナーゼ2(JAK2),SrcおよびAktのリン酸化を強化した。JAK2,SrcまたはAktの薬理学的阻害は,SiO2-NP誘導STAT3転写活性およびCOX-2の発現を阻害した。LY294002処理はまた,SiO2-NP誘導Srcリン酸化を減弱したが,JAK2リン酸化は変化しなかった。加えて,SiO_2-NPsは活性酸素種(ROS)を生成し,N-アセチルシステイン(NAC)の処理は,SiO_2-NP処理HaCaT細胞におけるCOX-2の発現と同様にJAK2,Src,AktおよびSTAT3のリン酸化を減弱した。まとめると,著者らの研究は,SiO_2-NPsが,上流キナーゼ,Akt/SrcおよびJAK2のROS仲介リン酸化を介してSTAT3シグナリングを活性化することにより,HaCaT細胞においてCOX-2発現を誘導することを初めて報告する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現 

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