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J-GLOBAL ID:201802273184979240   整理番号:18A1141160

新しいIL-1β,IL-18-およびサーチュイン-1非依存性経路の同定につながる様々な組織におけるカスパーゼ-1調節トランスクリプトームの分析【JST・京大機械翻訳】

Analyses of caspase-1-regulated transcriptomes in various tissues lead to identification of novel IL-1β-, IL-18- and sirtuin-1-independent pathways
著者 (25件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 40  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7517A  ISSN: 1756-8722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】カスパーゼ-1は,IL-1β,IL-18,およびSirt-1などの下流標的を通して,その生物学的活性を発揮することが良く確立されている。種々のカスパーゼ-1ノックアウト組織由来のマイクロアレイデータセットは,カスパーゼ-1がトランスクリプトームに有意に影響することを示した。しかしながら,トランスクリプトームに及ぼすカスパーゼ-1によって発揮されるすべての効果がその良く知られた基質によってのみ仲介されるかどうかは知られていない。したがって,トランスクリプトームに及ぼすカスパーゼ-1の影響はIL-1β,IL-18,およびSirt-1とは部分的に独立している可能性があると仮定した。【方法】カスパーゼ-1の新しいグローバルおよび組織特異的遺伝子調節効果を測定するために,著者らは,Venn分析,協力分析,およびメタ分析法を含む新しいマイクロアレイデータ解析アプローチを取り入れた。これらの統計的方法を用いて,異なるカスパーゼ-1ノックアウト組織およびカスパーゼ-1下流標的が操作されたデータセットで行われた異なるマイクロアレイデータセットを統合した。結果:以下の重要な知見を得た。(1)カスパーゼ-1は組織特異的に遺伝子の大部分に対してその調節効果を発揮する;(2)カスパーゼ-1調節遺伝子は部分的に,器官損傷の間にサーチュインによって制御される遺伝子と脂肪組織における炎症によって制御されるが,肝臓においてはそうではない。(3)カスパーゼ-1は,マウス肝臓における心血管疾患,組織損傷,および癌に関与する遺伝子の半分以下の調節においてIL-1βと協調する。(4)メタ分析は,組織を横切る40のカスパーゼ-1全体的に調節された遺伝子を同定し,カスパーゼ-1が多くの新規経路をグローバルに調節することを示唆する;(5)メタ分析は,カスパーゼ-1,IL-1β,IL-18,およびSirt-1経路における新しい協調的および非協調的に制御された遺伝子を同定した。結論:著者らの知見は,カスパーゼ-1がその既知の基質を介して潜在的に多くの新しいシグナル伝達経路を調節し,転写因子や他の蛋白質を介して同定されていないことを示唆している。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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酵素一般  ,  細胞生理一般  ,  サイトカイン  ,  生物学的機能  ,  遺伝子発現 
引用文献 (81件):
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