文献

J-GLOBAL ID：201802273346043756   整理番号：18A0886645

気泡を用いた水処理技術 高濃度気体溶解水を用いた新規殺菌方法の開発

著者 (1件)： 今井剛 (山口大 大学院創成科学研究科)
資料名： 水環境学会誌  (Journal of Japan Society on Water Environment)
巻： 41(A)  号： 5  ページ： 164-167  発行年： 2018年05月10日 
JST資料番号： Z0777A  ISSN： 0916-8958  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・低コスト殺菌が可能な水処理技術として高濃度気体溶解水による微細気泡を用いた新規低圧殺菌技術を開発。
・起泡を介した気体溶解水の調製,気体溶解水による殺菌効果の発現機構,影響要因などを説明。
・気体として二酸化炭素,窒素,亜酸化窒素,酸素,空気を用いて,性能発現特性を対比し,二酸化炭素及び窒素の優越性及びpHの著しい影響を確認。
・糞便性諸試料に二酸化炭素を適用して殺ウイルス効果も確認。

シソーラス用語： *化学的水処理 ,  *気泡 ,  二酸化炭素 ,  窒素 ,  浄水 ,  下水処理 ,  溶解度 ,  濃度 ,  *溶存ガス ,  *殺菌 ,  作用機序 ,  除去 ,  pH依存性 ,  性能分析
準シソーラス用語： ガス溶解度 ,  高濃度 ,  ウイルス除去

分類 (2件)： 用水の化学的処理  (SC02040E) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W)

引用文献 (18件)：

• 松尾友矩編, 2005. 水環境工学改訂2版. オーム社, 東京, p.112.
• 金子光美編著, 2006. 水道の病原微生物対策. 丸善, 東京, pp.10-11.
• 佐藤利夫, 砂山俊二, 2002. 水の消毒技術の問題点と将来動向-リスクマネジメントの観点から-. 防菌防黴誌 30(9), 571-582.
• 南山瑞彦, 荒谷祐介, 平出亮輔, 2005. 生態系の観点からみた下水再生システムのあり方に関する研究. 平成17年度下水道関係調査研究年次報告集, pp.57-62.
• 水道技術研究センター, 2005. 新しい浄水技術-産官学共同プロジェクトの成果. 技報堂出版, 東京, pp.111-119, 173-191.

タイトルに関連する用語 (6件)： 気泡 ,  水処理 ,  高濃度 ,  気体溶解 ,  殺菌 ,  開発