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J-GLOBAL ID:201802273346819445   整理番号:18A0504477

福島第一原発事故が家畜にもたらしたもの 牛の汚染状況と放射性セシウムの分布

著者 (2件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 15-19  発行年: 2018年03月01日 
JST資料番号: X0148A  ISSN: 0912-1501  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・福島第一原発事故の旧警戒区域内で飼育されていた黒毛和種(牛)で安楽死処分された試料で放射性セシウムの分布や汚染状況につき検討。
・牛の汚染レベルは飼料の汚染レベルに依存し,平衡に達した後は,牛の汚染レベル(Bq/kg)=飼料の汚染レベル(Bq/kg)×飼料摂取量(kg/日)×移行係数(日/kg)で牛肉で移行係数は0.038,牛乳で0.0046。
・モモ肉中の放射性セシウム濃度と空間線量の関係は個体差が大きく相関係数は0.94で,放射性セシウム濃度(Bq/kg)=空間線量(μSv/h)×215。
・牛の放射性セシウムとカリウムの分布は類似しているが同一ではない。
・牛は春から秋には汚染牧草を,冬の間は購入飼料を摂餌しているが,組織中放射性セシウム濃度の差は僅少。
・牛肉の検査部位に関する検討について,検査には商品価値の低い頚部断面の筋肉(ネック)を使用,筋肉内放射性セシウム濃度はネックより他の部位の筋肉で高く上限で1.66倍。
・尿による検査法について,尿中セシウム濃度は血中セシウム濃度より常に低く,ばらつきが大きいが,ばらつきの多くは尿の比重に依存しており,血中セシウム=尿中セシウム/(比重-1)/329。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  環境の汚染及び防止 

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