文献

J-GLOBAL ID：201802273353771698   整理番号：18A0143747

植物水ストレスと以前の草食動物損傷は昆虫性能に影響を及ぼす【Powered by NICT】

Plant water stress and previous herbivore damage affect insect performance

著者 (2件)： HAHN PHILIP G. (Division of Biological Sciences, University of Montana, Missoula, Montana, U.S.A.) ,  MARON JOHN L. (Division of Biological Sciences, University of Montana, Missoula, Montana, U.S.A.)
資料名： Ecological Entomology  (Ecological Entomology)
巻： 43  号： 1  ページ： 47-54  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1668A  ISSN： 0307-6946  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1。植物耐性形質の短期変化は草食動物による非生物的因子または損傷により影響を受ける可能性がある,非生物的要因および以前の損傷の複合効果は,その後の昆虫幼生発生にどのように影響するか良く理解されていなかった。2。相補的温室および圃場実験は,植物水ストレスおよび過去の草食動物損傷はトウワタ,Asclepias syriacaのオオカバマダラ(Danaus plexippus)幼生発生に影響するかどうかを評価するために実施した。3。温室では,水ストレスをA.syriaca機能的形質の変化が栄養素含有量に影響しなかったが,草食動物損傷は葉の窒素(N)を増加させ,炭素を減少させた:窒素(C:N)比。バイオアッセイ実験はオオカバマダラ幼虫生存率は損傷および乾燥ストレスを受けた植物よりも以前にオオカバマダラ幼虫による損傷を受けた灌漑された植物に低いことを示した。バイオアッセイ幼虫は,既に損傷を受けた植物の葉組織を消費し,一方,オオカバマダラ幼虫質量は水分ストレスと以前の損傷により相加的に影響され,葉組織の消費量を補正した。4。2年間の圃場試験では,オオカバマダラ幼虫の能力を実験的に減少させた降雨を受け,環境降雨を受けた植物と比較してことを以前に損傷したA.syriaca植物で高かった。5。まとめると,温室および圃場実験からのこれらの結果は,昆虫の性能は,水分ストレスの下で以前に損傷を受けた植物に最も高く,草食動物性能に及ぼす非生物的および生物的要因の添加および相互作用の役割を強調することを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 相互作用 ,  生存率 ,  *昆虫類 ,  栄養素 ,  バイオアッセイ ,  灌漑 ,  幼虫 ,  降雨 ,  窒素 ,  炭素 ,  *水分ストレス
準シソーラス用語： 消費量 ,  乾燥ストレス ,  幼生発生 ,  *草食動物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 誘導された防御 ,  トウワタ ,  オオカバマダラ ,  植物乾燥ストレス ,  植物-昆虫相互作用

分類 (1件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 植物 ,  水ストレス ,  動物 ,  損傷 ,  昆虫