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J-GLOBAL ID:201802273378873577   整理番号:18A0274220

抽出した歯の歯周靭帯様組織のin vitro増殖【Powered by NICT】

In vitro proliferation of periodontal ligament-like tissue on extracted teeth
著者 (3件):
資料名:
巻: 75  ページ: 31-36  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0649B  ISSN: 0003-9969  CODEN: AOBIA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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自己歯の移植は,歯科矯正治療の日常的な構成要素である。本研究の目的は,三次元培養系を用いた抜去歯の損傷歯周靭帯(PDL)の再生のための方法を開発することである。矯正治療患者から抽出した上顎第一小臼歯または第三大臼歯を用いた。抜去歯は残留PDL面積を測定するためのトルイジンブルーで染色した。抜歯した歯の根の表面に歯周組織の損傷を確認した後,歯周組織を再生することを試みた。他の抜歯した歯は,歯周組織を再生するためのセルロース系担体材料を充填したセルストレーナに挿入した。ストレーナは,培養媒質を充填した90mm培養皿に入れ,37°Cと5%CO_2で培養した約1か月であった。培養歯は実体顕微鏡下で観察し,走査電子顕微鏡(SEM)により検討し,アルカリ性ホスファターゼ(A LP)活性を検出するために染色した。トルイジンブルー染色は,残存歯周膜は各歯の根表面積の平均50.4%をカバーしていることを明らかにした。培養システムを使えば抽出した歯を培養後,球状構造を立体顕微鏡による全歯根表面に見出された,PDL様糸状組織もSEMによって検出された。培養歯の全歯根表面はA LP活性に陽性であった。抜歯した歯の根に及ぼすPDL様組織における細胞の増殖を刺激する有用な培養法を開発した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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歯科材料  ,  医用素材 
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