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文献
J-GLOBAL ID:201802273536849946   整理番号:18A1600262

食品資源としてのロシア産コンブの可能性-日露共同研究プロジェクトから見えてきたもの-

Perspective of Russian seaweeds as a new bioresource; An outline of the Russia-Japan collaborative research project.
著者 (6件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 29-37  発行年: 2018年09月01日 
JST資料番号: F0354A  ISSN: 0547-0277  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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抄録/ポイント
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ケルプ(Laminaria japonica),日本語で「コンブ」は日本の北部(北海道,東北)の沿岸域に生育する。日本の水産養殖生産の90%が北海道からである。食品中の主要な旨味成分であるグルタミン酸が豊富であるため,乾燥ケルプは「だし」(日本料理の基本的スープストック)に利用される。したがって,これは和食におけるケルプを利用する最も重要な側面である。抽出残渣は重要な食品材料としても使用される。ケルプはアルギン酸,フコイダン及び他の多糖類に富むことも知られている。これらの成分は,多くの報告において健康増進において多くの役割を持つことが示唆されている。アルギン酸塩は,今日,広範囲の加工食品における多目的食品添加物としても使用されている。天然ケルプはまた,Primorskiyy Kraiとサハリン島を含む遠い東ロシアの沿岸域で成育する。ケルプ収穫と加工はこれらの地域で工業化されている。ある種のケルプ製品を製造するいくつかの企業がある。それらの中の最大値はPrimoryeのPreobrazhenie町にある。そのケルプ製品は良く知られている。しかし近年,ケルプと他の海藻の消費はよく進んでいない。一方,ロシア人は日本人の健康なライフスタイルと寿命により多くの注意を払っている。極東連邦大学(FEFU)からの一種の手厚い支援により,2014年から2016年まで,ロシア,日本大学RRIAPケルププロジェクトが実施された。この共同プロジェクトの枠組みの中で,日本のメンバーはウラジオストック市のFEFUを3回訪問して会議,試食会および大学生とロシアの住民への講義を開催して海藻に関する情報を提供して,ウラジオストックにおけるケルプ消費を促進させた。加えて,FEFUと日本大学生物資源科学は2015年に協力協定にサインした。ここでは,このロシア-日本共同プロジェクトの概要を報告し,新しいバイオ資源としてのロシアのケルプ利用の展望を論じた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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海藻類  ,  海藻類 
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