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J-GLOBAL ID:201802273556697082   整理番号:18A0395899

Rio das VelhasとPitangui緑色岩帯,Sao Franciscoクラトン(ブラジル)からのコマチアイトと玄武岩の地球化学:起源,進化及び構造環境への意義【Powered by NICT】

Geochemistry of komatiites and basalts from the Rio das Velhas and Pitangui greenstone belts, Sao Francisco Craton, Brazil: Implications for the origin, evolution, and tectonic setting
著者 (5件):
資料名:
巻: 284-285  ページ: 560-577  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0172A  ISSN: 0024-4937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新始生代Rio das VelhasとPitangui緑色岩帯南部Sao Franciscoクラトン,ブラジル,ミナスジェライス州に位置している。これら緑色岩帯は約2.79 2 0.73Ga,の間に形成された,ほとんどが苦鉄質から超苦鉄質火山岩と砕屑性堆積物から成り,緑色片岩相下で変成した微量化学堆積物と珪長質火山岩であった。コマチアイトは,Rio das Velhas緑色岩帯,コマチアイトと高Mg玄武岩,それらの特徴的な地球化学的特徴に基づいて同定された高MgO火山岩で構成されるにのみ見出される。Rio das Velhasコマチアイトは,残存スピニフェックス組織をもつ透角閃石+アクチノ閃石+蛇紋石+曹長石で構成されている。Rio das Velhasコマチアイトは高マグネシウム含有((MgO)adj≧28wt.%),Al空乏Munro型[(Al_2O_3/TiO_2)adjと(CaO/Al_2O_3)adj]比27~47および0.48~0.89,不適合元素の比較的低い存在度,軽希土類元素(LREE)の枯渇,非 分画化した重希土類元素(HREE)のパターン,および低(Gd/Yb)PM比(≦1.0)を有していた。Ceの負の異常は,変質はコマチアイトと高Mg玄武岩の緑色片岩相変成作用中に生じたことを示唆した。低[(Gd/Yb)PM<1.0]および[(CaO/Al_2O_3)adj<0.9)],高[(Al_2O_3/TiO_2)adj>18]と高いHREE,Y,及びZr含有量は,Rio das Velhasコマチアイトは残基におけるざくろ石の関与なしに浅い上部マントルに由来することを示唆した。化学組成[(Al_2O_3/TiO_2)adj,(FeO)adj,(MgO)adj,(CaO/Al_2O_3)adj,Na,Th,Ta,Ni,Cr,Zr,Y,Hf,REE]はコマチアイト,高Mg玄武岩と玄武岩の形成は不均質なマントルの種々の深さと温度で生じることを示す。コマチアイトと高Mg玄武岩~1450 1550°Cの液相線温度で融解Pitangui玄武岩は適度に不適合なH FS(H FS)元素に比較して高度に不適合LILE(大イオン親石元素)に富んでいた。76年から213年までの範囲のZr/Th比とNb/ThとTh/Yb比の間の関係は,Pitangui緑色岩玄武岩における地殻の混成作用ではないことを示した。新しい多次元識別図と従来の正規化多元素図をPitangui緑色岩帯からの玄武岩のIA設定にRio das Velhasと中央海嶺(MOR)からのコマチアイトと高Mg玄武岩の島弧(IA)設定を示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般  ,  火成岩全般 

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