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J-GLOBAL ID:201802273585651905   整理番号:18A1183505

日本における水稲用除草剤の開発

Development of herbicides for paddy rice in Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 75-91  発行年: 2018年06月 
JST資料番号: W1596A  ISSN: 1444-6162  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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日本において機械化された水稲生産のための除草剤の開発の歴史は,いくつかの成分の組合せ,製剤における大きな可用性,および,例えば国土の約40%は丘陵地および山間部に位置して,小規模な水田が平均して約0.3haに集約していることなどの,国の自然的および社会的条件に従って労力を節減するための散布法として特性化できる。複合製剤に関しては,一年生雑草および多年生雑草の両方を防除できる,主にスルホニル尿素を含む一発除草剤が,1980年代以降の米生産の主な手段となった。一発除草剤は,アセト乳酸シンターゼ(ALS),4-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ(4-HPPD),プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO),および超長鎖脂肪酸エロンガーゼ(VLCFAE)の阻害剤のような,優れた除草効果を持つ新たに開発された化学物質を使用することにより,また低地雑草であるスルホニル尿素への耐性(SU-R)種に対して効果的な有効成分と組み合わせて改善された。最新の一発除草剤は,クログワイや他の通常の種のような有害種を防除できる。除草剤の製剤化に関しては,その散布に際するトラブルを軽減するために,「1kg顆粒」,「ジャンボ」,「フロアブル」,および「拡散顆粒」などが開発された。散布方法として,「移植時散布」,「灌漑口散布」,および無線操縦ヘリコプタまたはボートの利用が省力化法として実用化された。結果として,農民は,夏季における炎天下での厳しい手作業による除草を免れた。日本植物調節剤研究協会(JAPR)は,1964年の設立以来,農薬会社や研究機構と協力して除草剤開発の推進に貢献している。本論文では,作用機序,一発除草剤の動向,省力用製剤の特徴,およびイネ生産における雑草防除のための作業時間に関する資料を用いて,除草剤の開発経過について説明する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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雑草に対する農薬  ,  稲作 
物質索引 (6件):
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