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J-GLOBAL ID:201802273593391921   整理番号:18A1192596

オンライン電気化学系によるサリチル酸誘発耳鳴におけるマグネシウムのリドカイン抑制減少の観察【JST・京大機械翻訳】

Observation of Lidocaine-suppressed Decrease of Magnesium in Salicylate-induced Tinnitus with an Online Electrochemical System
著者 (8件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 1011-1016  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0736A  ISSN: 1040-0397  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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実際の音がない場合の聴覚知覚により特徴付けられる耳鳴は,耳科学的問題を管理するための最も一般的な遭遇困難の一つであり,その中で,リドカインは主観的耳鳴から一時的な救済を提供することが示されている。しかしながら,リドカイン治療の病態生理学的機構は理解されていない。本研究では,Mg2+の微小透析液の連続モニタリングのためのオンライン電気化学システム(OECS)によるモルモットの下丘(IC)のレベルマグネシウム(Mg2+)の減少を,リドカインが良く抑制することを示した。OECSは,動物脳から連続的にサンプリングされた微小透析液中のMg2+をモニターするために,選択的電気化学検出器をin vivo微小透析と効率的に結合させることによって確立された。他の共存する神経化学物質に対するMg2+の選択的検出は,二価金属カチオン(e.g.,Mg2+,Ca2+)による機構により達成され,Ca2+に対する選択的マスキング剤としてのニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)とエチレングリコール-ビス(2-アミノエチルエーテル)テトラ酢酸(EGTA)の酸化に対する有機染料(I)の触媒電流を増強した。耳鳴は,サリチル酸ナトリウム(350mg/kg体重)の腹腔内注射によって誘発された。リドカイン群では,微小透析プローブを用いて,1%リドカインをモルモットのICに2μL/minで20分間灌流した。OECSにより,リドカインの潅流は,サリチル酸誘導耳鳴により生じるMg2+レベルの低下を回復できることを見出した。モルモットのICにおける微小透析物Mg2+の基礎レベルは,以前に1.29±0.44mMと決定され,サリチル酸誘導耳鳴後に有意に減少した。リドカイン潅流はMg2+レベルを37.7±14.8%有意に回復した。この観察は,Mg2+が耳鳴の病理学的機構において重要な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  有機化合物の電気分析 

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