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J-GLOBAL ID:201802273651104166   整理番号:18A0938421

発生的興奮性-抑制性GABA極性スイッチはダウン症候群の遺伝的モデルであるTS65DNマウスにおいて遅延する【JST・京大機械翻訳】

Developmental excitatory-to-inhibitory GABA polarity switch is delayed in Ts65Dn mice, a genetic model of Down syndrome
著者 (9件):
資料名:
巻: 115  ページ: 1-8  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1774A  ISSN: 0969-9961  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダウン症候群(DS)は,知的障害に至る発生異常の最も頻度の高い遺伝的原因である。後期発生期における新生神経回路の形成に影響する顕著な現象の一つは,脱分極から過分極モードへのGABA作用の発生的スイッチである。DSの遺伝子モデルであるTs65Dnマウスからの初代培養と急性海馬切片を用いてDSにおけるこのスイッチの性質を調べた。DIV3-DIV13 Ts65Dnの培養および対照正常(2N)ニューロンをFURA-2 AMで負荷し,GABA作用を局所適用を用いて評価した。2N培養において,GABA活性化細胞の数は,GABA作用極性のスイッチを反映する生後3~13(P3~P13)の間で,~100%から20%まで低下した。Ts65Dn培養では,このスイッチのタイミングは2~3日遅れた。次に,多単位活性(MUA)の微小電極記録を,GABA_A作動薬イソグアニジンの浴適用の間,CA3スライスにおいて実行した。MUA頻度はP8-P12において増加し,P14-P22スライスにおいて減少し,興奮性から抑制性モードへのGABA作用のスイッチを反映していた。このスイッチのタイミングは,Ts65Dnで約2日遅れた。最終的に,始原神経活性の形である巨大脱分極電位(GDP)の頻度は,P12とP14のTs65Dn仔からのスライスで有意に増加した。これらの実験的証拠により,GABA作用極性スイッチはDSのTs65Dnモデルにおいて遅延性であり,これらの変化は新生神経回路の成熟の遅延をもたらすことを示した。これらの変化は,成体動物における神経回路の特性に影響を及ぼす可能性があり,したがって,DSにおける認知障害の薬物療法のための有望な標的を表す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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先天性疾患・奇形一般  ,  神経の基礎医学 
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